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デイリーホーリーホック

「Jリーグとピン芸人のトップが甲府戦のスタジアムに来場!第6代Jリーグチェアマン野々村芳和さん、お見送り芸人しんいちさんがイベントに出演」【HHレポート】※無料記事

【写真 米村優子】

今年3月に第6代Jリーグチェアマンに就任した野々村芳和さんと、ピン芸人最高峰のコンクール「R-1グランプリ2022」で優勝したお見送り芸人しんいちさんが、4月30日に開催されたホーム甲府戦に来場。
大勢のサポーターが見守る中、Jリーグとピン芸人のトップがKSスタでイベントを実施しました。

静岡県清水市出身の野々村チェアマンは慶応大法学部を卒業後、1995年から2000年はジェフユナイテッド市原(現・千葉)、2000年から2年間、コンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)でJリーガーとして活躍し、引退後は札幌のチームアドバイザーとして手腕を発揮。その後、8年間のテレビ・映像制作会社の代表取締役社長を経て、2013年からコンサドーレの代表取締役社長に就任。2015年はJリーグ理事、2022年にはコンサドーレ代表取締役会長も歴任し、今年3月に第6代Jリーグチェアマンに就任しました。

【写真 米村優子】

そんな野々村チェアマンと小島耕社長は、マスコミで共に仕事をしていた旧知の仲。
当日はMCなし、両者のみでトークショーが実施されました。
小島社長は野々村チェアマンの来場が決定後、SNS上でサポーターに質問を募集。それらの質問を元に、トークショーが進行されていきました。

まず、「チェアマンは普段、どんな仕事をしているのか?」という質問には、「会議や人と会うことが多く、最終的には多くの人がJリーグの試合を楽しめるか、ピッチのレベルを上がるための仕事などで、皆さんが想像している通り。しかし、時間のコントロール方法、地チームがないため、モチベーションの上げ方を考え中」と回答。
そして、「クラブ社長の方が毎試合のゲーム責任があるので、試合前の緊張感やストレスがとても大変」と振り返り、コンサドーレの社長時代はその重圧感からリアルタイムでゲームが見られず、ルヴァンカップ決勝の時も車の中にいたエピソードを明かしていました。
小島社長は「僕はまだ試合を見ていますが、やはり怖いですよ」とうなずきながら、共感を示していました。

【写真 米村優子】

その後は、クラブの売上に関する話題へ。
コンサドーレ社長時代は就任当時、約10億円だった売上を4倍の約40億円にした実績がある野々村チェアマンは、「札幌は大きな都市で、北海道は特別感のある都道府県。そんな所だから出来たというのはありますが、水戸だって出来るんじゃないですか?」と語ると、観客席からは同意の拍手が。
「地方クラブで売上を上げるために何をすべき?」という小島社長の問いかけには、「どのクラブも考えていることが本当に出来ているのか見直すこと。そして、『クラブを助けて下さい』ではなく、『僕らにはこれが出来るのでどうですか?』というセールスに切り替え、クラブやサポーターが自信を持って、『このクラブはすごいんだ』と価値を示すことができれば、仲間が増えると思います。是非、水戸ホーリーホックも売上5倍ぐらいにして下さい」とコメントすると、再び客席から拍手が起こりました。

また、野々村チェアマンは約8億3,000万円の売上でクラブを運営する水戸のコストパフォーマンスを絶賛。
「毎年良い選手になる選手が育って、売れる循環が出来ていますね。ただその選手を水戸に留めて置きたいならば、選手の成長と同じぐらいのスピードでクラブが売上を上げていかないと、選手が次のステップに行ってしまう。例えば札幌時代、GKク・ソンユンが他クラブからオファーがありましたが、『クラブはこのように成長し、君の年俸も伸びていくから、移籍をせずに一緒にやっていこう』という交渉をしてきました。なかなか難しい所ですが、どのような規模でどんなクラブにするのか、社長やクラブが方向性を決めることが必要です」と語りました。

そして、「水戸は地域にどのようなメッセージを発信するべきか?」との質問については、「サッカーとは作品。それはクラブ社長時代から伝えていること。ピッチ、スタジアムや周辺環境、サポーターの応援や熱量の3つで一つの作品になります。例えばJ1のピッチのレベルは高いと思いますが、J2やJ3でもスタジアムの熱量がJ1よりも大きいというのは絶対にあると思います。ひっくるめて一つの作品だとすると、J1よりも良い作品がここにあっておかしくない。勝敗ではなく、このエリア独特の作品を作れるかどうかが一番大事なのではないかと思っています。水戸のコストパフォーマンスは素晴らしく、サポーターから生まれる熱量で勝っているゲームもあると思いますので、もう一回踏ん張って、みんなでいい作品を作ることができればいいのではないかなと思います」。

【写真 米村優子】

また、「新チェアマンとして、どんなJリーグを作りたいか?」との問いかけには、「58クラブがそれぞれの作品を作り続けられること。サポーターを増やしたいクラブに対して、その地域に合ったやり方でサポートをしたいです。一方で対世界のスポーツでもあるので、Jリーグのクラブをもっと伸ばすことも同時にやらなければなりません」と決意を語っていました。

途中、トークを回したり、鋭い逆質問をする野々村チェアマンに対し、小島社長は「なんでチェアマンを引き受けたのですか?」「今日は水戸を応援してくれますよね?」とカウンターを入れ、両者の絶妙な掛け合いにより、終始聞き応え充分の15分間となりました。

最後に野々村チェアマンは「ここにいるのは、おそらくクラブと関わって幸せだと感じている人達だと思います。その幸せを色んな人に伝えて欲しいと思います。多分それが一番、サポーターが増えるスピードが速い方法です」とアドバイス。
小島社長は「チェアマンにいただいたメッセージを胸に、しっかりクラブが大きくなる理想像を作っていきたいと思います。またチェアマンが来場した際にはサポーターが何倍にも増えているようにしたいと思います」と挨拶し、イベントは幕を閉じました。

【写真 米村優子】

R-1グランプリ2022王者「お見送り芸人しんいち」さんのステージイベントでは、盛大な拍手の中、しんいちさんが優勝トロフィーを持って堂々と登場。
お待ちかねのグランプリを獲得した歌ネタ「僕の好きなもの」がスタートすると、愛と毒が絶妙にブレンドされた定番フレーズの他に「めちゃくちゃ可愛がっているのに実家の犬に噛まれまくってる森勇人好き~」「何を思ったかコロナ禍でウクレレ買い出した村田選手好き~」などホーリーホック選手のネタも披露し、会場は大爆笑。
そして「ホーリーホックの勝利好き~」ときれいに締め括られると、盛大な拍手が送られていました。

実は水戸ホーリーホックと深い縁があるお見送り芸人しんいちさん。
ネタの後は、しんいちさんが「大好きな二人」と称する親友の森勇人選手と大ファンという宇宙まおMAOも登壇しました。
今をときめく旬の芸人がスタジアムに来場したのは、グランプリ獲得後、森選手がサインと祝福メッセージ入りのユニフォームを送り、それをしんいちさんがSNSで紹介したことがきっかけ。
その投稿が小島社長の目に止まり、オファーを出したことから、今回のイベントが実現しました。

【写真 米村優子】

誕生日が同じという共通点もある森選手としんいちさんは、フットサルを通じて知り合うと、すぐに意気投合。
サッカー、お笑いとジャンルは違えども、それぞれの舞台の頂点を目指す同士。ともに活躍を励まし、称え合う親友として、互いに切磋琢磨してきたそうです。
しんいちさんは「横浜FC戦のゴールとか、『エグくない?』ってLINEを送ったら、勇人君から『でしょ?あれエグかったのよ』と返ってきた(笑)」という仲良しエピソードも披露。
そして、新婚の森選手にステージ上でご祝儀を渡すサプライズでは、「R-1グランプリ賞金500万円の一部をあげます!お祝いなので絶対渡そうと思って。嬉しいですよ。ここで渡すことで、しんいちって良いやつやなと思われたいと思って」と芸人らしく親友の門出を祝福していました。

【写真 米村優子】

一方、数年前に音楽番組で出会ったという宇宙まおMAOとしんいちさん。
その番組で前説をしていたしんいちさんは、宇宙まおMAOのファンとなり、観客としてライブに度々訪れたり、自身のお笑いライブの出囃子に「無限の力」を起用していることも明かしていました。

その後、スタジアム内でも歌ネタを披露して、試合直前の会場を笑いの渦に巻き込んでいたお見送り芸人しんいちさん。
観客席に一体感をもたらし、見事勝利を呼び寄せていました。

【写真 米村優子】

(米村優子)

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