デイリーホーリーホック

「6月25日のホーム岡山戦は『アダストリアPlay fashion!マッチ』!開催直前に合同MVPを実施」【HHレポート】※無料記事

【写真 米村優子】

6月25日のホーム岡山戦『アダストリアPlay fashion!マッチ』を目前に控えた16日、茨城町長岡のイオンタウン水戸南内の「オフストア」で、水戸ホーリーホックとプラチナパートナーの株式会社アダストリアが、クラブの独自セミナー「Make Value Project(メイク・バリュー・プロジェクト)(略称MVP)」を合同で実施しました。

【写真 米村優子】

スタートから5年目を迎えるMVPは、選手が多種多様な知見を広げ、地域との相互理解や共感を得るだけでなく、パートナー企業の人材育成などにも活用され、今やクラブを代表するプロジェクトの一つとなっています。
今回は西村卓朗GMが講師役を務め、金久保順選手、木下康介選手、タビナス・ジェファーソン選手、鈴木喜丈選手、梅田魁人選手、杉浦文哉選手の6選手や水戸スタッフ5名、アダストリア側はオフストアやミスティーウーマンのスタッフ、広報スタッフ、執行役員の5名が参加。
クラブや企業の理念や概要について紹介しながら、強いチームを築くためのセミナーが行われました。
西村GMは「人材育成はクラブとパートナー企業共通のテーマであり、課題。パートナーの方々を知識や概念ではなく、リアルに実感を持って知ることは、我々の最近のテーマとなっています。ゲストの生き方、大事な価値観を掘り出して、選手たちに落とし込んでいく。そして自分の考えを進化や深化させていき、水戸らしい選手を増やしたいと考えています」と狙いを語ります。

【写真 米村優子】

企業紹介では、ホーリーホック、アダストリアそれぞれの近年力を入れている取り組み、ロゴのコンセプトなども説明され、金久保選手らが参加したTシャツやパーカー作成企画、タビナス選手のフィリピン孤児院にTシャツを寄付した企画など、過去のコラボレーションにも触れられていました。
ちなみに、タビナス選手の企画に関しては、Tシャツを受け取った子が年代別フィリピン代表選手に選ばれたという嬉しい後日談も。
どの職種でも必要不可欠な社会人基礎力に関するテーマでは、「社会人基礎力の中で、あなたの『強み』と『課題』は何でしょうか?」をグループのメンバーと意見を交わし、「今まで仕事をしてきて、一番辛かったことは何でしょうか?」「あなたにとって働くとは?あなたは、何のために仕事をしていますか?」などを互いに明かしながら、チームワーク強化の秘訣や仕事に取り組む際のヒントを得ているようでした。

【写真 米村優子】

梅田選手と同グループだったオフストアスタッフの阿部大樹さんは、「山形戦で初ゴールを決めた梅田選手の男泣きは、自分ごとのようにもらい泣きしてしまいました。そんな選手やホーリーホックの皆さんと交流を持てたことが、まず嬉しかったです。『そんな風に考えて仕事をしているんだ』と深く知る機会になりましたし、お互い手段が違うだけで、その先にいる人を喜ばせる仕事なのだと再確認できて良かったです」と選手やクラブが更に身近になったようでした。
杉浦選手は「ただプレーをするだけでなく、様々な人の想いを持って取り組むべきだと思いましたし、長いキャリアを持つ(金久保)順さんが『サッカーを楽しむことが根底にあるのは大事』と話していたことも印象に残りました。サッカー選手も社会の一部。選手としてだけでなく、サッカーを通じてチームのビジョンや地域と共に成長するという、もっと大きい視点での発見がありました」とサッカーをやる意味、選手の価値を知る機会となったようです。

【写真 米村優子】

「Play fashion!」をミッションに掲げ、「グッドコミュニティ共創カンパニー」を目指すアダストリア。
6月25日のホーム岡山戦「アダストリア Play fashion!マッチ」は、サーキュラーエコノミー(循環型経済)事業を中心としたストーリー性のあるイベントとなっています。

【写真 米村優子】

まず、今回のMVPの会場となったオフストアのブースがスタジアムに出店。
アダストリアグループ内の様々なブランドのアウトレット品約1000点がお買い得価格で販売されます。
元々展示品だった品物が多く、サイズは様々。アイテムとの一期一会を楽しみましょう。
当日は不要になった衣料品の回収イベントも実施されるので、タンスの肥やしとなっている服があったら持参して、アダストリアのサステナブルな世界観を満喫してみては?

【写真 米村優子】

試合前は「アダストリアエスコートキッズ」に注目を。
選手たちと一緒にピッチへ入場する「エスコートキッズ」を11名が、アダストリア提供のサステナブルファッションに身を包んでピッチインします。
古着を素材に戻して作り直した服や、子ども服のおさがりシェアサービスKIDSROBE(キッズローブ)のアイテムを着た小学生たちの循環型のファッションショーを楽しみましょう。

【写真 米村優子】

そして昨年、話題となった「NUMERALSスタジアム入りファッションショー」が再演!
選手バスからスタジアムまでがランウェイとなり、選手がそれぞれの個性に合わせたNUMERALSウェア姿で登場します。
今年は一体どんなスタイルでサポーターを魅了するのでしょうか?当日は選手バス停留場で待機を!

【写真 米村優子】

(米村優子)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ