横浜本牧フットボールマニアックス

いつもとは違うプランB。苦しみながら手にした開幕5連勝【F2第5節・vs浜松】[フットサル]

2019年8月24日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

Fリーグ2019/2020ディビジョン2 第5節
Y.S.C.C.横浜 1-0 アグレミーナ浜松
2019年8月24日(土)横浜市平沼記念体育館 観客数:346人

18’52” 横浜 樋口未樹也

 

▼いつもとは違う勝利の味

横浜は、浜松の老獪さに苦しむ。ボールをつないでも、仕留めきれない。そして、ファウルがどんどん積み重なっていく。もうファウルはできない。樋口未樹也の先制点は、5つ目のファウルを起こした後だった。そして流れをつかめないまま、いつもとは違うプランBを遂行し任務を全うした。

開幕5連勝目は、いつもとは違う勝利の味。1点を守り切った彼らはさらなる高みを求め、己に厳しくあれと心に誓っていた。

▼Y.S.C.C.横浜

前田佳宏 監督

まずはみなさん来ていただきありがとうございました。こういう雰囲気でアグレミーナ浜松とやれたことに感謝します。

試合の内容ですが、正直悔しいの一言です。僕のなかではF1でやっていた浜松に対して今のY.S.C.C.がどこまでやれるのか、どこまでF1のレベルに達しているのか物差しではないですけどもそういったゲームと考えていました。そこから考えると、準備をしてきたものが全部出せなかったわけではありませんけど、浜松のうまさが際立つといいますか、浜松がうまいことはわかっていましたけどももっと自分たちがボールをポゼッションをして自分たちがイニシアチブを取ってゲームを展開するということがプランでしたが、ファウルを取られてしまったり流れが自分たちに向いていないと僕は感じていました。ただこれも想定していて、本来は前からディフェンスをしていますがハーフディフェンスに変えて、AプランがあるとしたらBプランの戦い方にシフトチェンジしたという感じです。本来であればAプランがどこまで彼らに通用するのか、F1の基準に達しているのかというところでは、来週にすぐ試合がありますので切り替えて次への構築の時間や次の積み上げの時間に、今すぐ練習したいなというのが正直なところです。ただゲームは進んでいきますし僕たちのスローガンは『絶っ対昇格!!』なので、そのためにはこの勝ち点3がすごく大きいものになったと思います。しっかりつながった勝ち点3なので、来週もしっかり勝ち点3を目指して頑張っていきたいと思います。

伊藤玄

今日ホームでの浜松戦を最高の雰囲気のなかで試合ができたことに感謝しています。関わっていただいたスタッフさんや来ていただいたお客さんに感謝したいと思っています。

試合を振り返ってみると、この試合は僕たちが楽しみにしていたゲームで楽しもうとは話していたゲームでしたが、僕らがやりたいフットサルが、僕らの土俵でやれたかというとそういう試合ではなかったなかで、1点を守り切るゲームになりました。でも、去年Fリーグに参入して1-0で勝つということは初めてで、この形で勝つということを経験できたことは大きいと思います。ただ僕自身もそうですけども、今日たくさん来てくださったお客さんや子どもたちに楽しんでもらえるフットサルができたかというと、まだ僕らの基準ではもっとやれるだろうと選手たちは思っているので、その悔しさは当然あります。5連勝という形になりましたけどもまだまだ僕たちは前に進んで、もっともっと強くて楽しいフットサルができるように練習からやっていきたいなと思います。

▼アグレミーナ浜松

豊島明 監督

1点が非常に遠い試合でした。しっかりと守り切られてしまったので、取り切る力がなかったという感じです。

中村友亮

自分たちの出来はそこまで悪くはないと思っていますけど一番いけない時間帯での失点で、相手が5ファウルが溜まってこっちが有利だったのにそこで決めきれないで相手が決めたところが今日のゲームのすべてかなと思います。

 

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ