横浜本牧フットボールマニアックス

シュタルフ監督「我々は死んではいない」土館「勝ち切るという気持ち」殻を破る、C大阪U-23戦に向けて【J3第22節・vsC大阪U-23】

2019年9月5日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

勝てた試合。そうシュタルフ監督と土館は、3月の長居を思い出す、J3が始まったばかりの第2節、YSはアウェーでC大阪u-23に1-0で敗戦した。それから半年、彼らとホーム・三ツ沢で再戦する。

いくつもの勝てた試合を経験した。そうやって積み重ねることで、自らの殻にヒビを入れ続けてきた。勝ちにこだわる。そう話す彼らは、8試合勝利がない状況を打破しようとしている。その一歩を踏み出そうとハングリー精神を高め、本牧のピッチで汗を流していた。

あと少し、あと少しで殻が割れる。

▼NEXT MATCH
2019明治安田生命J3リーグ 第22節
Y.S.C.C.横浜 ― セレッソ大阪U-23
2019年9月8日(日)17:00 ニッパツ三ツ沢球技場

 

▼我々は死んではいない

シュタルフ悠紀リヒャルト 監督

前期のC大阪U-23戦はいい戦いができましたし、大阪に勝ち点3を置いてきてしまった認識のゲームです。まずは必ずゴールネットを揺らして、いつも同じですけども失点をひとつでも減らしていけば結果は付いてくる。必ず勝ちたいと思います。

ここまで惜しい試合はたくさんありましたけどしっかりと勝てるように、選手たちもずっと言ってますけど勝ちにこだわってやっています。いい方向に進んできているのでやることは大きく変えるわけではありませんが、我々は積み重ねてきています。殻を破ろうと後半戦の目標にして共有にしていて、僕たちの殻にはもうだいぶヒビが入っていると思います。努力をしてヒビを入れ続けていますので、ここで緩めるのではなくジャブを打ち続ける。その殻を破った時には全然違うチームになると思いますので、それがこのC大阪U-23戦になると思っています。

一夜にしてスーパーなチームは育たないので、今までやってきたことを大切にしっかりと胸を張って。我々は死んではいないので、目をギラギラさせて胸を張ってホームで勝ちたいと思います。もっと貪欲さやハングリー精神といった欲を引き上げてピッチに立って戦って、この試合を機に殻を破って下から順位を上げていこうと思います。

 

 

▼勝ち切るという気持ち

土館賢人

C大阪U-23戦ですが前期はチャンスがあった感覚で、でも結果は1-0で負けてしまったので勝てた試合を落としたという意味で個人的には一番悔しい試合でした。

僕たちは攻撃力はあって得点はできるので、守備をしっかりして勝ちたい。8戦勝ちなしで難しい状況ですけども、きっちり勝てるように頑張りたいです。いつもいい試合はできているので、勝ち切るという気持ちが大切になると思います。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ