横浜本牧フットボールマニアックス

シュタルフ監督「目指すものはもちろん連勝」吉田「自信を持って油断せずに」雪辱を晴らす時、G大阪U-23戦に向けて【J3第23節・vsG大阪U-23】

2019年9月12日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

本牧のピッチでは、あの時奪えなかった得点をと攻撃陣がボールを追いかけ、あの時の様な失点はさせないと守備陣はボールを追いかけていた。宿敵を思い浮かべながら。

次節の相手は、ガンバ大阪U-23。3月の三ツ沢で大敗をした相手である。

前節、喉から手が出るほど欲しかった勝利を手にした彼らは、次なる勝利に向け貪欲さを増していた。そして攻撃は守備を育て、守備は攻撃を育てていた。

▼NEXT MATCH
2019明治安田生命J3リーグ 第23節
ガンバ大阪U-23 ― Y.S.C.C.横浜
2019年9月15日(日)18:00 パナソニック スタジアム 吹田

 

▼偶然じゃなかったことを示す

シュタルフ悠紀リヒャルト 監督

9試合ぶりに勝利ができたので、もちろん目指すところは連勝です。

我々は、ひとつひとつの試合の目標として前期の結果を少しでも上回ることを掲げています。そのなかで前期のG大阪U-23戦(第4節)は、ケガ人が多い状況でホームで屈辱的な0-5という結果だった前期で一番の大敗を喫した相手でもあります。まずは5失点もしないことと、得点が獲れていないゲームのひとつがG大阪U-23だったのでしっかりとゴールネットを揺らす、この2つの目標をチーム全体で達成することですね。それがいい形でできて、1点でも多く獲れれば勝ち点3につながりますし勝ち点に残ると思っています。しっかりと失点をしないこと、1点を獲ることにフォーカスしてしっかり勝ち点を持ち帰りたいと思います。 

前節は0失点という結果として現れたのは非常にうれしいですけども、ここ数試合3失点をしているゲームもあるので、偶然のクリーンシートじゃなかったと選手と一丸となってもう一回繰り返すことが大切だと思います。これまでは攻撃のコンビネーションや流動性を主に磨いていて構築されつつあるので、この後半戦は守備の改善に入っています。選手たちは守備面で大きく成長をしている段階ですので、テクニックがあってコンビネーションに長けているG大阪U-23相手にどれだけ表現ができるのか、前線からの守備もそうですし、押し込まれた時もそうです。そこがキーポイントになると思っています。クオリティの高い相手にどれだけ組織と個人でしっかり対抗できるのか。ただ守るだけではなく、しっかり奪って得意な形でつなげられるように。私自身も楽しみにしている部分でもあります。

 

▼油断せずに

吉田明生

前節(第22節・C大阪U-23戦)勝ったことはもちろんですけど、0に抑えられたことが大きく、守備がなかなかうまくいってなかった分いい自信になっていると思っています。前からうまくプレスがかけられたからこそウチの流れになったので、前節同様にしっかり守備から、まずは入りから強度の高い守備をしてウチのペースに持っていければと思っています。しっかりクリーンシートで抑えて、攻撃はいつも通りやればチャンスは来ると思いますので、油断せずに戦いたいと思います。

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