横浜本牧フットボールマニアックス

宗近「悠紀さんのためにも」シュタルフ監督「チャレンジャーの構造は変わらない」またYSは強くなる、福島戦に向けて【J3第25節・vs福島】

2019年10月3日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

次節の相手は福島ユナイテッドFCには、4月の第3節のアウェーで3-0で勝利をした。でもそれは過去のこと。YSは常にチャレンジャーである、その姿勢は変わらない。本当ならこの三ツ沢で4連勝をかけていた。でもここからまた勝利を目指す、その姿勢も変わっていない。そして、輪の中心には変わらずシュタルフ監督がいる。彼も変わらず、選手たちと共に戦い続けている。

世間が騒がしい。でもその雑音は本牧のピッチにはない。彼らは変わらず、目の前の戦いに集中している。そしてまた、強くなっていた。

▼NEXT MATCH
2019明治安田生命J3リーグ 第25節
Y.S.C.C.横浜 ― 福島ユナイテッドFC
2019年10月5日(土)13:00 ニッパツ三ツ沢球技場

 

▼僕らはチャレンジャー、それは変わらない

シュタルフ悠紀リヒャルト 監督

シュタルフ いろんな意味で難しい試合です。前回3-0で勝っていますので、間違っても3-0で勝った相手という雰囲気で入ると、逆に返り討ちにあってしまう。どこか生じるであろうちょっとした気持ちの緩みを真っさらにしないといけません。引き続き構造は、僕らがチャレンジャーであって相手がチャンピオン、それは34試合は変わることはありません。

また、福島はシステムを変えて調子を上げてきています。ボールを持たせると右に出る者がいないぐらいボールサーキュレーションは上手で流動的な攻撃を構築しますし、J3でも屈指のストライカーもいます。ただ、それでも勝つ準備を集中して選手と取り組んでいます。しっかりとポイントを押さえてゴールネットを揺らす決定的なシュートを撃つことができれば、ホームで8勝目が挙げられると思います。3連勝はできませんでしたがここで崩れるのではなく、もう1回勝ってもう1回連勝をして今度こそ3連勝できるように、そういったマインドでこの試合に入りたいと思います。その目標に向かって、結束力は高まっています。

――前節敗戦はしましたがまだ流れはある、まだ終わってはいないと思います。

シュタルフ 僕自身は流れではなく、力が付いてきているだけだと思っています。流れに左右されたくありませんし、どんな時でも自分たちの力さえ発揮できれば、このリーグのどの相手でも勝てる力はあると思います。チャレンジャーの構造は変わらないけれども、チャンピオンマッチに行けるだけのチャレンジャーの実力はありますので、どれだけ上を食っていけるのかだけだと思います。もっともっと僕らが力を付けるにつれて、もっと流れが来ているように見てもらえる試合展開になると思いますので、攻撃的な姿勢を持って相手の隙を突いてしっかり勝ちたいと思います。

 

▼悠紀さんのためにも

宗近慧

本当ならホームで4連勝を目指してやろうと話していましたけどできなかったので、また1からホームで絶対勝てるようにやりたいです。1試合負けましたけど、それでも2試合勝ったというのがあってチーム内でもモチベーションは落ちていませんし、悠紀さんのためにもというところもあります。よりチームとしてひとつになって戦おうとさらに結束が強くなっていますので、勢いもさらに増して戦いたいと思います。

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