横浜本牧フットボールマニアックス

進「どの試合も同じ、目の前の試合に勝つ」シュタルフ監督「観る人たちに少しでも活力やエネルギーを」サッカーを通してできることを、岩手戦に向けて【J3第27節・vs岩手】

2019年10月17日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

岩手は現在5連敗。8月18日から約2ヶ月、勝利から遠ざかっている。それはYSが6月末から9月初旬に経験した境遇に近い。だからこそ、岩手の気持ちがわかる。あの時のYSと同じように、岩手は今勝利に飢えている。

一つ下の順位が相手ではある。だが勝ち点も同じ、勝利数も同じ、引き分け数も同じ、差は得失点の3しかない。YSはいつものように『チャレンジャーの姿勢』で、いつものように対戦相手を意識したトレーニングに励んでいた。

先週、台風が日本を襲った。今も全国各地で苦しんでいる人たちがいる。その人たちのためにも、今自分たちができることを。長野で苦しんでいる人たちを実際に見たYSは、横浜からサッカーを通して全国各地へエールを送る。

 

▼NEXT MATCH
2019明治安田生命J3リーグ 第27節
Y.S.C.C.横浜 ― いわてグルージャ盛岡
2019年10月20日(日)13:00 ニッパツ三ツ沢球技場

 

▼観ている人たちに少しでも活力やエネルギーを

シュタルフ悠紀リヒャルト 監督

シュタルフ まず、試合ができることが当たり前じゃないということを、先週長野のホテルの周りが水没していてその時に感じました。被災した人たちがまだまだ大変な状況で試合ができることが幸せだと実感してそれをエネルギーに変えて、僕らのサッカーを観る人たちに少しでも活力やエネルギーが伝わるような試合にしたいと思います。

順位は得失点差で僕たちの方が上ですが、岩手はタイトなゲームを落としているだけですので非常に強敵です。アウェーの岩手では負けてしまっていますので、しっかりと勝って順位をキープできるように一生懸命やりたいと思います。長野戦が延期になってしまい1試合少ない状態ですが、上の順位と少し勝ち点が開いてしまっていますし、ホームですから必ず勝ちたいと思います。

 

▼どの試合も同じ、目の前の試合に勝つ

進昂平

 岩手は個々にパワーがある選手が多い印象があって、引いた時も硬いですしいいチームだと思います。自分たちの特徴は攻撃力ですので存分に出さないといけないと思いますし、自分も点を獲って貢献したい気持ちがあります。まず勝利を目指してやりたいと思います。順位が近いチームですので負けてはいけないとは思いますが、どの試合も同じ気持ちで僕はやっていますので、相手がどうだろうが目の前の試合に勝つ、そこを意識してやっていきたいと思います。

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