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ミン・チー&タイ・フーイ&菅原「いいゲームを、ゴールは必ず、絶対勝つ」前田監督「勝つことが最低でもあり最高」新戦力登場なるか!?、広島戦に向けて【F2第11節・vs広島】[フットサル]

2019年11月14日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

▼NEXT MATCH
Fリーグ2019/2020ディビジョン2 第11節
Y.S.C.C.横浜 ― 広島エフ・ドゥ
2019年11月17日(日)14:30 横浜市平沼記念体育館

YSに変化が訪れる。ベトナムの強豪であるタイソンナムからミン・チーとタイ・フーイが、そして特別指定登録選手として桐蔭横浜大フットサル部Eggplantから菅原健太が加わった。上位との対決しか残っていない段階、かつ栗林の長期離脱を補う、まさに絶妙のタイミングの『補強』である。だがシーズンは4試合しか残っていない。ベースが固まったチームは、時間的にもう大きな変更はできない。この新たに加わった3つのスパイスでどう味を変えるのか。その初戦である。

そのYSの対戦相手は4位・広島。アウェーで対戦した第4節は、6-3で勝利はした。だが前半を1-1で折り返し、後半もYSを追いかけるように得点を積み重ねた強豪である。また、広島は4試合を残した現段階で3敗。ここで4敗目となってしまうと、無敗のYSを上回ることができない。そして15日の金曜日、広島と同じく3敗の3位・柏が2位・北九州に負けた。これで柏は4敗、彼らは優勝争いから脱落した。ここで広島に4敗目を付ければ、優勝の行方はYSと北九州との完全なマッチレースとなる。

11月14日、シーズン中にも関わらず昇格と降格に関わる部分が不透明なものとなってしまった。クラブライセンスの審査の結果、仙台の来季F2降格が発表。それに伴い、シーズン後に予定されていたF1・最下位とF2・2位による『入替戦プレーオフ』の取り止めも決まった。だが、まだF1・最下位とF2・2位が来季どうなるのかは正式なアナウンスがされてはいない。それでも、優勝は自動昇格という条件は変更されていない。そのことを信じて、彼らは昇格はもちろん優勝のみを見て戦う。

 

▼新しいYSを

前田佳宏 監督

前田 広島のスタイルは真面目で紳士的にフットサルに向き合っていて、我慢強いチームだと思います。彼らにリスペクトをしながらまずは真面目さで上回れるように。この試合から新加入の選手が試合に出れますので、新しいYSが魅せれるのかなと思います。

自分たちは勝ちを得ないといけないところです。昨シーズンのこともありますので最後まで何が起きるかわからないので、しっかりと勝つことが最低でもあり最高でもあります。内容うんぬんは試合では多くは必要ないのかなと、しっかり勝つことが大事だと思います。

――残り試合数が少ない段階で、新しい選手が入ってきました。時間的に新しいことをするのは難しいと思いますが、そこでどういったことをしていこうとお考えですが?

前田 チームの良さやスタイルは変わりませんので、そこに新戦力のストロングポイントを重ね合わせて、足し算ではなく掛け算にできるようなチーム作りを意識してやっています。

――ベトナム人の2人には言葉の問題があると思いますが。

前田 彼らは英語も話せますし、それぞれ23歳と24歳ですのでウチの選手たちと年齢が合致していますので、一緒にご飯に行ったり遊びに行ったりしてコミュニケーションが取れています。

 

▼いいゲームを、必ずゴールを、絶対勝つ

ミン・チー

日本は環境もいいし美しいですし、AFCレベルですね。次の試合は、僕たちのチームが絶対勝ちます。

 

タイ・フーイ

日本に来れてうれしいですし、ハイレベルで楽しいです。広島戦はいいゲームをしたいと思います。

 

菅原健太 

大学と比べてプレス強度が全然違うので、そのなかで試合で点が獲りたいです。ピヴォですので、ゴールは必ず決めたいと思います。

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