横浜本牧フットボールマニアックス

新戦力のチー&フーイ&菅原が得点。7得点のYS、2位以上が確定【F2第11節・vs広島】[フットサル]

2019年11月17日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

Fリーグ2019/2020ディビジョン2 第11節
Y.S.C.C.横浜 7―1 広島エフ・ドゥ
2019年11月17日(日) 横浜市平沼記念体育館 観客数 329人

[得点]
10’15” YS横浜 中野和也
11’23” YS横浜 川崎柊音
12’15” YS横浜 オウンゴール
21’01” YS横浜 ミン チー
27’47” YS横浜 菅原健太
33’11” 広島 冨廣洋平
33’39” YS横浜 高橋健
38’02” YS横浜 タイ フーイ

▼デビューをした3人共に得点

ベトナム代表は伊達じゃない。パワフルなミン チーとスピーディーなタイ フーイ共に得点を決める。そして、タイ フーイの折り返しを新加入・菅原健太も決める。YSが新たに手にした3つのスパイスは揃って結果を出した。

もちろん、この1年を戦ってきた者も負けてはいない。先制点を奪ったのは、高橋のピヴォ当てから決めた中野。そして、わずかな隙間を通したキックインから川崎が続き、オウンゴールとなったものの滝沢の強烈な一撃は相手を吹き飛ばした。

YSは4位・広島に勝利。金曜日には北九州が3位・柏に勝った。これでYSは2位以上が確定。もうF2は残り3試合。YSの優勝への道を抗う者は、2位・北九州のみとなった。

 

前田佳宏 監督

前田 ホームゲームで勝つことができてしっかり勝ち点を積み上げられた安堵感と同時に、まだまだな部分があると両方の気持ちがあります。新しい選手が今日3人出ましたけどもいい部分もあったと思いますし、もっとコミュニケーションを深めてもっとよくしていかなければいけない両方がある試合でした。特にベトナム人の2人に対しては異国に来て、新たな日本のフットサルの一歩を踏み出したと思います。ですが、まだもっと積み上げていかなければいけないところもありますし、チャンスのところを決め切れていない部分もあり、まだまだ自分たちが目指す優勝やF1で戦うというところでいくと、ああいうところで決められたり、ああいった時に主導権を握っていかないと上のリーグでは難しいと思います。また次のゲームがありますので、そこに向かってがんばっていきたいと思います。

――ベトナムの2人だけではなく菅原も得点しました。菅原に関してはいかがでしょうか?

前田 菅原は彼の精悍な表情のように、プレースタイルもゴールに対して迫力を持っていけるタイプです。彼は新加入ですけども日本人ですので一番コミュニケーションは取れているので、その形からの得点だったと思います。身体能力が高いタイプで、悪いボールでも自分のボールにできますし悪いパスでもクリーンヒットをして枠に飛ばすことができるタイプですので、今までにいなかったタイプの選手です。ここから彼ももっとFリーグの強度に慣れていかないといけませんし、まだ20歳ですのでもっと努力して今の力よりも上積みしてやっていってほしいと思います。

伊藤玄

伊藤 今日もみなさんのご協力のおかげで最高の雰囲気のなかで試合ができました。選手たちもいい顔でプレーができて、この雰囲気を楽しみながらいい試合ができたんじゃないかなとポジティブに捉えています。

新しい選手を迎えて、ちょっと僕らの違う部分が見えた試合だったのかなと思います。ベトナムの2人があの展開で個人で点を獲りましたが、これまでなかなかなかった形でしたので新しいYSを見せられたと思います。彼らに対し、今までいる選手の意識だったり役割も少しずつ変わってくる印象があります。今まで3セットでしていたしていましたが、後半に相手の戦い方が変わったなかで僕らの出る選手や出方が変わって戸惑った部分もあったので、ベトナム人選手とのコミュニケーションだったりをもうちょっと深めて優勝に向けてやっていかないといけないと思いました。

――ベトナム人2人との言葉の問題があると思います。それは試合中こそカギになってくると思います。

伊藤 年齢も彼らに近い選手が多いですし、フットサル以外にも過ごす時間も作っていますのでその積み上げのなかでよくなっていくと思います。全部を伝えるのは難しいですけども、ポイントで伝えたいところを伝えることを意識していますし、彼らも聞いてくれていますしやってくれる選手ですので問題はないと思います。

ただ、F1のチームと当たった時にその一瞬のズレを突かれると思いますので、細かい部分に関してもしゃべれるようにやっていくしかないと思います。

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