「フットサルに挑戦しよう、新しい道を開くために」橋本裕貴の2019年[インタビュー・1/2]【フットサル】
2020年1月28日 某所
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
JリーグからFリーグへ、サッカーからフットサルへ。Y.S.C.C.横浜の背番号10、橋本裕貴が大きな決断をした2019年を振り返った。(2020年1月28日収録)
――無敗で優勝をした昨シーズンはいかがでしたか?
橋本 チームの一年の目標が『絶っ対昇格!!』でしたので、それが達成できたので本当にうれしかったですね、優勝をして決めることも出来ましたし。でも、(ボルクバレット)北九州戦はホームもアウェーも引き分けだったので、そこで勝っていれば完全優勝だったと思うと悔しさもあります。個人としても、あと1点で2ケタだったのも悔しいです。決めるところをしっかり決めれば2ケタ得点はいけたと思いますので。(※F2・14試合出場9得点)
――この一年を振り返るにあたって、Y.S.C.C.に加入する前にJリーグからFリーグへ行くという大きな決断があります。2017年にJ3の福島ユナイテッドFCに加入、一年目に3試合出場し二年目は出場なしと苦しいシーズンを送っています。
橋本 大学を卒業して福島に入りましたけども、プロサッカー選手の2年間はまともにサッカーできたのが半年もない感じでした。1年目はベンチにも入っていましたけど途中でケガをして2年目になってもまたケガをして、ケガを繰り返していていました。
――2年目にはJFLのラインメール青森にレンタル移籍、4試合に出場にとどまっていますが、ここでもケガでしょうか?
橋本 そうです。そこでもまたケガをして、自分のプレーもできなくなって自信がなくなっていたので辞めた方がいいんじゃないかとも思っていました。レンタルが終って福島との契約も満了になりましたけども、でもサッカーを続けたいというのもあってJリーグの合同トライアウトを受けたんですが、声をかけてもらったのはJFLや地域リーグのチームでした。
――Jではありませんが、地域とはいえサッカーを続ける選択肢もあったわけですね。
橋本 でも、トップリーグのカテゴリーでプレーをしたいと思っていたのでお断りをしました。それから18年の年末にY.S.C.C.のサッカーのセレクションがあったんですね。それを受けたらY.S.C.C.のフットサルから「練習に来ないか」とメールが来たんです。
――予想もしていない展開だったと思います。
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