ハイタッチができる日を求めて。Y.S.C.C.の感染予防対策【コラム】
2020年5月27日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
体温は35.5度、思ったより低い。もちろんマスクもしっかり装着。黒いマスクをチョイスしたことを少し後悔した。炎天下の中、練習場に到着。選手たちの姿を見ると「おはようございます!」と大きな声が出てしまった。それはマスクのせいで聞こえにくいからではなく、少し離れているからでもない。彼らの笑顔を見ると、自然と大きな声が出ていた。
5月27日、Y.S.C.C.は練習を再開。「楽しいですよね。サッカーは緑の上でやるものなので」というシュタルフ監督は、少し離れた距離を保っていた。
「運営や強化も含めてミーティングを繰り返して、アメフトやブンデスリーガの対策を参考にして注意しています」。
そう話すシュタルフ監督の口元には、お手製のマスクが装着されていた。Y.S.C.C.の感染予防対策は、練習場にやってくる段階から始まっている。
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