音泉翔眞「このチームは点が獲れる。チャンスは必ず来る」逆襲のY.S.C.C.、ホーム・ニッパツで今季初勝利【J3第5節・vs沼津】

2020年07月20日 8時00分　
カテゴリ： Match • レビュー

2020年7月19日横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

2020明治安田生命Ｊ３リーグ第5節
Y.S.C.C.横浜 2―1 アスルクラロ沼津
2020年7月19日(日)
ニッパツ三ツ沢球技場：624人

[得点]
12′ 沼津藤嵜智貴
45′ YS横浜宮本拓弥(PK)
80′ YS横浜宮尾孝一(PK)

▼あと一歩の4試合があったからこその初勝利

長い。アディショナルタイムがとてつもなく長く感じる。沼津、最後の抵抗はなおも続く。もう同じ過ちを繰り返さない、2週間前の富山戦のような失点は許さない。身体を張り続けるY.S.C.C.の面々からは、その想いが伝わってくる。そして4分が経過した。

「スタメンと知ったのは、今日のロッカールームでのミーティングでした」。

そう話す初スタメンの音泉は一仕事、いや二仕事を終えベンチで試合終了の笛の音を聞いた。

奇しくも雨降る金曜日、彼らはPKの練習をしていた。そして晴れの日曜日、Y.S.C.C.は2つのPKで今季初勝利をホーム・ニッパツで手に入れた。

（残り 1749文字／全文: 2178文字）

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