横浜本牧フットボールマニアックス

耐え抜いた花房稔と池ヶ谷颯斗、稲妻と共に帰ってきた田場ディエゴと山本凌太郎【J3第14節・vs今治】

2020年9月6日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

- RESULT -

2020明治安田生命J3リーグ 第14節
Y.S.C.C.横浜 0―0 FC今治
2020年9月6日(日)
ニッパツ三ツ沢球技場:699人

[得点]
なし

花房と池ヶ谷の安心感、山本田場の新鮮さ

太陽を背にしたY.S.C.C.がプレスをかける。それは監督から「前線からプレッシングをかけ続けられるだけかけてくれ」と言われていた宮本が、「僕のスイッチを起点にみんなでかけていく」積極的な守備。前節の4バックから、身体に馴染んでいる3バックに戻した彼らは今治を追い込み続けた。だが11分、吉田は苦笑いをしながら手を広げる。今日は笛の音の頻度が高い。どうやら基準は、厳し目である。

「ボールを奪う瞬間のデュエルで笛を吹かれてしまうと、どうしても行けなくなる現象が生じてしまう」。

そう話すシュタルフ監督率いるY.S.C.C.は、発想の転換を強いられる。そしてペースは、アウェーの今治に傾き始めた。

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