横浜本牧フットボールマニアックス

田場ディエゴ「個は出さないと。代用が効く選手だったら意味がない」大怪我から7ヶ月後、ディエゴのシーズンスタート【J3第15節・vs岩手】

2020年9月10日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

- NEXT MATCH -

2020明治安田生命J3リーグ 第15節
いわてグルージャ盛岡 ― Y.S.C.C.横浜
2020年9月12日(土)13:00
いわぎんスタジアム

Y.S.C.C.横浜
16位:2勝6分6敗 勝点:12 得失:-8(20-28)

いわてグルージャ盛岡
14位:4勝2分8敗 勝点:14 得失:3(14-26)

 

▼サッカーをやっている喜び

8月に復帰をする。手術から1ヶ月後の3月、Y.S.C.C.の練習場・YC&ACに帰還した田場ディエゴはそう目標を設定。激しくボールを奪い合うチームメイトを見ながら、来る日も来る日もひとり黙々とリハビリを積み重ねた。

そして目標としていた8月第一週、彼は有言実行。チームの全体練習にフル参加した。だがそこからも長かった。ケガをする前よりも体が絞れていた田場は、来る日も来る日もサブ組として練習を積み重ねる。そして9月6日、Jのピッチに戻った。

久しぶりのピッチでの当たりは激しかった。だがそれは「サッカーをやっている」という喜び。もうテーピングで巻かれた右足も気にならないという田場は、雷鳴と共に何度も何度も仕掛け続けていた。

右足の前十字靭帯断裂から7ヶ月。日々笑顔を絶やさなかった彼の今シーズンが始まった。

 

▼ディエゴじゃなくてもよくない? というのは嫌

#20 田場ディエゴ

――久しぶりのJリーグの試合はいかがでしたか?

田場 今年最初に出た練習試合の水戸戦でケガをしているので、試合自体がはじめましてでした。このメンバーで新加入選手と一緒にプレーしたのも初めてですし、練習はしていましたけどもあれだけプレーしたのも初めてで、楽しかったの一言に尽きます。もう痛みもないですし、怖さもないです。

――試合中激しくプレッシャーを受けていましたが、得点を目指していたのが印象的でした。

(残り 451文字/全文: 1241文字)

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