2020年10月14日 12時00分　
カテゴリ： futsal • コラム

（PHOTO,TEXT・佐藤功）

金曜の夜、JR・京浜東北線はまあまあの乗車率。そして横浜駅に止まると、ガラっと人が入れ替わる。去年ならばそこで降りて、バスに乗り込んでいた。それが平沼記念体育館のルート。でも、今日はその横浜駅を通過する。続いて、こんなとこにいるはずもないのに向かいのホームを探している歌があったな、といつも思う桜木町も通過。そしてお目当ての関内駅に到着した。

事前のリサーチはバッチリ。ちゃんと大船・磯子寄りの先頭車両に乗っている。電車を降りてすぐの階段を下れば南口。我ながら計算高い。でもちょっと残高が足りないため、チャージが必要だったのは計算違いだったが。夏目漱石さん1枚に別れを告げ、気を取り直して海側にある横浜スタジアム『じゃない方』へと右向け右。改札口上の案内にも、ちゃんと目的地の方向が追加されていた。

駅を出て目の前にある横断歩道を渡ったところにある『横浜文化体育館』と書かれた道路標識は心強い。目的地はその横にあるから気にしない、というメンタルは大切だ。そこからマクドナルドやローソンに目もくれず歩けば、左にはその歴史に幕を閉じたばかりの横浜文化体育館。その外周をぐるりと半周すれば、デーンとデカイ文字が見えてくる。台風で傘を片手に、徒歩10分程度だった。

（残り 1379文字／全文: 1927文字）

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