長澤卓己「勝ちをつかんでY.S.C.C.の歴史を新しく進めたい」努力という才能の持ち主【J3第23節・vs富山】
2020年10月22日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
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2020明治安田生命J3リーグ 第23節
カターレ富山 ― Y.S.C.C.横浜
2020年10月24日(土)14:00
富山県総合運動公園陸上競技場
Y.S.C.C.横浜
15位:4勝8分10敗 勝点:20 得失:-17(26-43)
カターレ富山
10位:8勝4分10敗 勝点:28 得失:3(34-31)
▼努力という特別な才能
守備陣が次々と負傷をする呪われしケガの連鎖。その始まりは長澤卓己だった。1月末、今季の開幕に向けた練習初日の段階で彼はすでに負傷。スタートから出遅れていた。だがその負傷はオフの間、一人で練習を積み重ねていたことを意味していた。
そんな長澤が今季初めてピッチに立ったのは第2節。相次いだ開幕戦の延期は傷を癒す時間の猶予、という努力家の彼へのご褒美だった。だがその後も負傷、また試練が訪れる。その彼が再びピッチに戻ってきたのは今月、第20節・秋田戦。そして前節の熊本戦、ついに今季初のスタメンの機会を得た。
本人曰く、ずっとやり続けてしまうタイプ。彼には練習をしなさいではなく、それぐらいにしときなさいと言わなければいけない。やり過ぎてはいけないと学び、少し肩の力が抜けた長澤卓己という人は、真っすぐに突き進む『努力』という特別な才能を持っている。
▼攻撃力は自分たちのストロング
#13 長澤卓己
――ここまでずっとケガが続いていました。
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