横浜本牧フットボールマニアックス

尾身俊哉「一番はチームのために」120%で戦い続けるレフティー【J3第26節・vs鳥取】

2020年11月5日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

- NEXT MATCH -

2020明治安田生命J3リーグ 第26節
ガイナーレ鳥取 ―Y.S.C.C.横浜
2020年11月8日(日)13:00
Axisバードスタジアム

Y.S.C.C.横浜
17位:4勝10分11敗 勝点:22 得失:-20(29-49)

ガイナーレ鳥取
7位:11勝5分9敗 勝点:38 得失:3(32-29)

 

▼新鮮さを楽しむ彼を襲った悪夢

「去年までやってきたサイドバックとは違う感覚」

開幕前、尾身俊哉はそう話していた。チームは昨年の4-4-2から3-4-3へ移行、彼は前でプレーする機会を得ていた。さらに左利きの彼は「右でファーストタッチをして右で運ぶ」新たな機会も得る。新たなことに挑む尾身は、監督やコーチに様々なアドバイスを受けながら「自分の特徴というところでやるべきことは明確に」していく。サイドをドリブルで突破し、カットインからのシュート。クロスの精度も高く、貴重なレフティーはフリーキックも担当。彼はその新鮮さを楽しみ輝いていた。

だがその尾身に悪夢が襲う。

「8月の一週目にケガをして、なんだかんだで10月の一週目過ぎて復帰」

彼もケガで苦しんだ一人。その『なんだかんだ』が長かった。

今日もピッチから「俊哉!」と監督やコーチから檄が飛ぶ。尾身はそのアドバイスを受けながら、ポジションの微調整をする。早くいい流れを取り戻したい。その尾身の思いは、奇しくも今のY.S.C.C.の状況にも重なる。

まだJ3は終わっていない。尾身たちY.S.C.C.は、120%の力で戦い続けている。

 

▼120%の力を出していかないと

#22 尾身俊哉

――これまでケガもあり出場機会をあまり得られていません。開幕前は良かった分、悔しい思いをされていると思います。

(残り 696文字/全文: 1452文字)

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