戦いという非日常の90分間。彼らの心の中で起きていたこと【J3第26節・vs鳥取】

2020年11月09日 17時00分　
カテゴリ： Match • レビュー

2020年11月8日横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

－ RESULT －

2020明治安田生命Ｊ３リーグ第26節
ガイナーレ鳥取 4―1 Y.S.C.C.横浜
2020年11月8日(日)
Axisバードスタジアム：831人

[得点]
2′ 鳥取大久保優
6′ 鳥取大久保優
21′ 鳥取大久保優
76′ 鳥取可児壮隆
79′ YS 宮本拓弥(PK)

▼非日常がもたらす心の揺さぶり

「鳥取まで来てくださるサポーターもいましたし、DAZNを通して応援してくれている方もいるなかで情けない。私が就任してもしかしたら一番弱い45分間をこのタイミングでお見せすることになってしまったことを心苦しく思いますし、申し訳ない気持ちでいっぱいです」

試合後、そう話すシュタルフ監督。その指揮官のハーフタイムでの指示は一言だけだった。

「違う顔を魅せてほしい。こんな情けないゲームをしてほしくない」

前節との変更点は、最終ラインのひとりのみ。数日前の水曜日に担架で運ばれた花房はやはり帯同できず、その代わりに秋葉がセンターバックに位置する。そして迎えた後半、YSボールでキックオフとなった。

（残り 2817文字／全文: 3281文字）

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

会員の方は、ログインしてください。