横浜本牧フットボールマニアックス

宮尾孝一「勝つために何ができるか、勝つことしか考えていない」言葉に変換する意義とその価値【J3第28節・vs福島】

2020年11月16日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

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2020明治安田生命J3リーグ 第28節
福島ユナイテッドFC ―Y.S.C.C.横浜
2020年11月18日(水)13:00
とうほう・みんなのスタジアム

Y.S.C.C.横浜
17位:4勝10分13敗 勝点:22 得失:-25(31-56)

福島ユナイテッドFC
12位:9勝5分13敗 勝点:32 得失:-7(36-43)

 

▼言葉に変換するトレーニング

Y.S.C.C.の練習は楽しい。練習は辛いものというネガティブな概念を取り払うべく、テクニカルスタッフは一工夫をしている。その楽しい時間のなか、「意識して」と手を叩きながら声を出す人がいる。彼は楽しさだけが先行しないように、その練習に込められた大事な意図と理由を全員に訴えている。

宮尾孝一は白い歯をのぞかせ周囲を和ませる声と共に、仲間たちを引き締める声がある。

「試合の雰囲気も大事ですので、雰囲気を作りながらやっていかないといけないことをずっと練習から意識しています」

辺りを見渡す観察力と人の心を読む洞察力を言葉に変換。Y.S.C.C.のキャプテンは、そのトレーニングを日々行っている。

時には優しく、時には厳しく。「自分がやらないといけない」と自分に厳しい宮尾の声は、仲間に活力を与える音色を奏でている。

 

▼この経験は絶対生きる

#7 宮尾孝一

――今、厳しい状況ですが、チームの雰囲気はいかがでしょうか?

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