横浜本牧フットボールマニアックス

大内一生「内容どうこうよりも結果なので、より一層こだわってやっていきたい」一番後ろで見てくれている守護神【J3第30節・vs八戸】

2020年11月26日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

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2020明治安田生命J3リーグ 第30節
ヴァンラーレ八戸 ― Y.S.C.C.横浜
2020年11月29日(日)13:00
プライフーズスタジアム

Y.S.C.C.横浜
17位:4勝11分14敗 勝点:23 得失:-26(33-59)

ヴァンラーレ八戸
15位:7勝7分15敗 勝点:28 得失:-13(36-49)

 

▼声が出るGK

今季は声を出して応援をしてはいけない。それはスタンドにいる人たちにとっては、ストレスが溜まることだろう。でもその一方で、ピッチのなかからは新鮮な声が聞こえる。

大内一生は声が出るGKである。ボックス付近にボールが迫ってくると、彼の「ノーファウル、ノーファウル」という叫び声がスムーズに耳に入ってくる。その声は、ちゃんと後ろにいてくれる、ちゃんと見てくれている、そして助けてくれているという暖かさを感じる。

「もういいだろ」と大内の声が聞こえる。彼は全体練習後の、シュートの自主練に付き合っている。そして「外したらおごりだからな」と彼は叫ぶ。

それから数十分後、大内は笑いながらポチっとペットボトルのボタンを押し、のどの渇きを癒していた。

 

▼内容どうこうよりも結果

#1 大内一生

――ここまで苦しい状況が続いていますが、GKとして一番後ろから見たチームの状況をどうお考えですか?

(残り 544文字/全文: 1131文字)

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