佐藤祐太「打破して喜びを分かち合えるように」負傷退場したあの日の記憶【J3第32節・vs鹿児島】
2020年12月7日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
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2020明治安田生命J3リーグ 第32節
Y.S.C.C.横浜 ― 鹿児島ユナイテッドFC
2020年12月9日(水)19:00
ニッパツ三ツ沢球技場
Y.S.C.C.横浜
18位:4勝12分15敗 勝点:23 得失:-27(35-63)
鹿児島ユナイテッドFC
8位:15勝4分12敗 勝点:49 得失:6(45-39)
▼運があったあの日
あの日、彼は苦悶の表情をしていた。開始3分、ボールを奪おうと伸ばした彼の足首は踏みつけられる。担架で運ばれベンチに戻った彼の足には、何重にもテーピングが施されていた。
それから数日後、彼の足にテーピングがない。それどころか走っている。これが足の外側だったら……という彼の足の内側にはスパイクの傷跡が残っていた。彼はケロっとした表情で、足首をひねっただけと微笑む。離脱はわずか一週間。彼には運があった
あの日、佐藤祐太はケガをした。だが、その彼の想いを受け継いだ仲間たちは逆転、勝利をプレゼントした。それがアウェーでの、鹿児島戦である。
▼借りを返すじゃないですけども
#6 佐藤祐太
――次の相手は鹿児島ですが、アウェーの時は負傷退場をしてしまった試合です。
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