吉田明生「あとはひとつひとつの選択」象徴が語る現状【J3第33節・vs沼津】
2020年12月11日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
- NEXT MATCH -
2020明治安田生命J3リーグ 第33節
アスルクラロ沼津 ― Y.S.C.C.横浜
2020年12月13日(日)13:00
愛鷹広域公園多目的競技場
Y.S.C.C.横浜
18位:4勝12分16敗 勝点:23 得失:-29(35-64)
アスルクラロ沼津
13位:10勝5分17敗 勝点:52 得失:-6(31-37)
▼レフティーの右足
思い起こせば9月の下旬、彼はこれから始まるJ3後半戦に向け、チームメイト全員を集め何かを話していた。その時も口調は穏やか、離れた場所からは聞き取れない音量だった。だが、鋭い意見が述べられていたことはわかる。会話が終わった後、それぞれが真剣な表情で話し合う。彼の想いは全員に伝わっていた。
今日も吉田明生の口調は穏やか。そして意見は鋭い。後半戦が始まってすぐ、10月中旬の熊本戦から離脱、彼は調整を続ける日々を送っている。それは同時に、ピッチの外から客観的に今のY.S.C.C.を観察しているということを意味している。
今、何が必要なのか。今季J3通算200試合を達成したベテランが語り始める。その答えは、レフティーの吉田が右足で蹴っている姿にも映し出されているように見えていた。
▼あとは細かいところ
#8 吉田明生
――10月17日の熊本戦以降試合に出場していませんが、状態はいかがでしょうか?
(残り 1306文字/全文: 1907文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ