横浜本牧フットボールマニアックス

自らを弱者と呼ぶ者の意地と意地。Y.S.C.C.の誇りとボアルースの勇気【F1#14・vs長野】[フットサル]

2020年12月19日 横須賀
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

- RESULT -

Fリーグ2020-2021 ディビジョン1 #14
Y.S.C.C.横浜 3―5 ボアルース長野
2020年12月19日(土)
横須賀アリーナ:115人

[得点]
02’26” 長野 丸山将輝
06’18” 長野 青山竜也
07’52” 長野 松原祥太
10’35” YS 笠篤史
26’04” 長野 田口剛志
31’05” YS オウンゴール
38’27” YS 安井嶺芽(PK)
39’17” 長野 有江哲平

 

▼意地と意地、勇気と誇り

「弱者には弱者なりの目標がある」

ボアルース長野・横澤直樹監督のその言葉に、ある一枚の写真を思い出す。それは、長野のSNSに掲載されている彼らのミーティング風景。ホワイトボードを埋め尽くした資料の前で、横澤監督が話している場面が抑えられている。

(参照:ボアルース長野フットサルクラブ[Facebook])

この戦いは降格争いである。最下位争いとも言える。結果がすべて、という強者の論理の前では無価値なのかもしれない。その勝負の世界で、自らを弱者と卑下しながらも跳ね返そうと戦っている人たちがいる。ボアルースは勇気を胸に、Y.S.C.C.は誇りを胸に、彼らはこの世界で生きている。

(残り 1785文字/全文: 2309文字)

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