横浜本牧フットボールマニアックス

聖地・平沼を知らない若き者が、崇高な狼に変わろうとする瞬間【F1#15・vsすみだ】[フットサル]

2020年12月27日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

- RESULT -

Fリーグ2020-2021 ディビジョン1 #15
Y.S.C.C.横浜 3―4 フウガドールすみだ
2020年12月27日(日)
横浜市平沼記念体育館

[得点]
15’55” すみだ 三笠貴史
21’09” YS 井原智
21’25” すみだ 宮崎曉
22’37” すみだ 鬼塚祥慶
24’42” YS 滝沢拓也
30’52” すみだ ガリンシャ
39’59” YS 滝沢拓也

 

▼羊の皮を脱ごうとする狼

それは、2019年12月21日の記憶。あの日その空間には、歓声がこだましていた。それが彼らの歴史。その勝利を見届けた後も、その空間には笑顔が充満していた。スーツを着た西山峻太”監督”が、水色のユニフォームを着たシュタルフ”選手”を指示するイベントも今となっては懐かしい。

あれから一年が過ぎた2020年12月27日、またここに戻ってきた。クラブライセンスにより奪われた居場所は、パンデミックの影響で奇跡の復活。だがその空間には、歓声というものがない。無観客という条件を課せられたかつてのホームアリーナ、平沼記念体育館は今の彼らをどう見ているのだろうか。

(残り 1580文字/全文: 2076文字)

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