ハマピィに逢いたくて……いざ、三渓園へ
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
明日は日曜日、ホームで熊本戦がある。先日話していただいた、戦いを控えたシュタルフ監督の熱い言葉を文字にしなければいけない。チャンスは来週の4月3日、4日の土日にもあるんだ、と言い聞かせる。
だがそんな時、心の中に潜む悪魔がささやいた。「ええやん」と。
気が付けば、三渓園にいた。
水面に写る桜は乙なもの。そんなことを思いながら、あの子を探す。
キミもかわいい。だが、キミじゃない。テクテクと池の周りを歩き続ける。
いた。いや、違う。違わないけど、違う。
「ここに三渓園が印刷されているんですよ」とスタッフさんの説明が始まる。そして「ピンクのマスクには、花びらも印刷されていますよ」というセールスポイントを聞きながらも心はソワソワ。あの子はどこにいるんだ、という言葉が今にも出そうだった。
その時である。
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