横浜本牧フットボールマニアックス

アオチョン「Jリーグでプレーすることは子供の頃からの夢」夢を叶えた香港からの新たな仲間【新加入記者会見】

2021年6月1日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

アオヨン ユーチョンがフルネーム。でも「僕の名前は長いので、アオチョンで」と自らの愛称を登録名に選んだ。

練習初合流から数時間後、アオチョンは新加入記者会見で子供の頃からの夢とこれからの夢について語る。そして香港初のJリーガーが、38番と書かれたY.S.C.C.のユニフォームに袖を通した。

▼パフォーマンスでみなさんに恩返しをして、通用することを証明したい

#38 アオチョン

アオチョン Jリーグでプレーすることは子供の頃からの夢でした。サッカーをやるきっかけは日本で、キャプテン翼やJリーグがきっかけでサッカーを始めたので、日本でサッカーができることをみなさんに感謝したいと思います。いろんな困難はありましたが、ポルトガルと中国でした経験を生かしてやっていきたいと思いますし、パフォーマンスでみなさんに恩返しをして、レベルの高い国で通用することを証明したいと思います。日本のサッカーを経験して将来、香港の子どもたちや香港の選手に伝えたいと思いますし、もっと香港の選手が海外に行けるように貢献したいと思っています。

――今日から練習に参加されたとのことですが、初日を終わって感想はいかがですか?

アオチョン 隔離期間中に部屋で練習をしていましたが、ボールを使って練習をしたのは久しぶりで疲れました。これから徐々にコンディションを上げていきたいと思います。

――どういったプレースタイルでしょうか?

アオチョン 日本のサッカーに合うと思います。チームメイトと連携してゴールを決めて、チームに貢献したいと思います。

――日本で楽しみにしていることは?

アオチョン Y.S.C.C.のユニフォームに三渓園のプリントがされていますので、ぜひ行ってみたいです。また、日本の子どもたちとサッカーで交流したいと思っています。日本の子どもたちのサッカーに対する熱と夢を感じたいと思います。

――シュタルフ監督とは、どのような会話を交わされましたか?

アオチョン 4月頃に練習に参加して一回香港に帰りましたが、帰る前に監督からは「しっかり準備して、日本に戻ってきた時デビューできるようにしっかり調整してください」と言われましたし、今日も監督から「頑張ってね」と言われました。これから調整をして、早めにデビューしたいと思っています。

――チームには台湾代表の谷俊勲選手がいます。中国語を話せる彼がいることは心強いと思います。

アオチョン 谷選手がいてくれて助かることはありますが、でも谷選手に頼り切らないでみんなとコミュニケーションを取れるように、日本人と同じように生活したいと思っていますし、日本語をしっかり学んでいきたいと思います。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ