大城蛍のJ初ゴールは決勝点。YS、緊張感のある戦いを制する【J3第20節・vs讃岐】
2021年9月26日 讃岐
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
- RESULT -
2021明治安田生命J3リーグ第20節
カマタマーレ讃岐 0―1 Y.S.C.C.横浜
2021年9月26日(日)
Pikaraスタジアム:1,191人
[得点]
16′ YS 大城蛍
▼持っている
Y.S.C.C.の練習は午前中に行われる。だから、取材が終わればちょうどランチタイムにぶつかる。どんな記事書こうかなと思いながら、そばをズルズルとすする。そう、うどんではなく、そばを喰った。讃岐戦の数日前に。
そんなそばを食した数時間前、Y.S.C.C.の修行の場YC&ACでは毎週恒例のスタメン争奪戦が行われていた。今節は山本凌太郎が出場停止、枠がひとつ空いている。日曜日の讃岐戦、その枠を手に入れたのは和田幹大と判明した。
だが奪い合っているのは、その1枠だけではない。このスタメン争奪戦は全員にオープン。毎度毎度、いろんな選手がいろんな場所でプレーをし奪い合っている。11の枠を争っているのである。
「練習で一番アピールできていたのが柳」
シュタルフ監督がFWとして選択したのは、柳雄太郎だった。そして指揮官は続けて、「ずっといいアピールを続けています」と彼のことを紹介してくれる。
「宗近(慧)と池ヶ谷(颯斗)も非常に調子が良くベンチに回ることもありますが、そんななかでも腐らずずっと自分に矢印を向けて頑張っている」
最終ラインでどっしりと構える、大城蛍のことである。Y.S.C.C.は2トップが1トップに、4バックが3バックに変わっていた。そしてそこを任されているのは、スタメンを勝ち取った”持っている”11名である。
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