横浜本牧フットボールマニアックス

シュタルフ監督「開けた新たな歴史のページに、僕たちがストーリーを書いていく」日々ベストを尽くす、ブレずに進んでいく我が道【J3第24節・vs八戸】[コメント]

2021年10月20日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

- NEXT MATCH -

2021明治安田生命J3リーグ第24節
Y.S.C.C.横浜 ― ヴァンラーレ八戸
2021年10月24日(日)13:00
ニッパツ三ツ沢球技場

Y.S.C.C.横浜
8位:7勝7分7敗 勝点:28 得失:-3(22-25)

ヴァンラーレ八戸
11位:6勝7分9敗 勝点:25 得失:-12(20-32)

▼同じ仕事を続ける

前期の八戸戦は、中2日で控えた天皇杯・鹿島戦に備えメンバーチェンジ。河辺駿太郎も菊谷篤資も山本凌太郎もスタメンだった。だが、試合は前半で3失点。彼らは大幅な若手抜擢の機会を、結果で示すことはできなかった。

物語はそこから続いている。

「スタメンでもおかしくない選手をベンチに持ってこれるぐらい層が厚くなっています」

前節の鳥取戦はまさにそうだった。同点弾をアシストした河辺も、逆転弾を決めた菊谷も、山本も途中から出て試合の流れを変えた。

「僕はずっと同じ仕事をしているつもりです」

そのシュタルフ監督の言葉は、若い彼らにも当てはまる。苦しい時も、悔しい時も地道に励み続けた成果だった。そしてその結果、生まれたものがある。

「スタメンの11人に、少しでも緩みを見せると自分のポジションを取られて外れてしまうと火を点けています」

7勝7分7敗のオール7は、勝ち越しの一歩手前。15チーム中8位はちょうど真ん中、上半分の7位が見えている。でも「変わったのは周りからの評価」だけ。ブレずに仕事を続ける彼らは、あの日八戸で作った点を今週末に横浜で作る点と線で繋げ、また新たな物語を描いていく。

▼コンセプトやイメージに日々一歩ずつ近づいていくだけ

シュタルフ悠紀リヒャルト 監督

――次節は八戸戦です。

シュタルフ 崖っぷちは続いていますので、上位進出を目指すのであれば一つも落とせない。勝ちしか意味がないので消極的に引き分け狙いではなく、格上相手でも勝ちを獲りにいかないといけません。連勝することが上位に食い込んでいくためには必須条件ですので、ホームで勝てていませんししっかりと八戸を倒せる準備をしないといけません。

(残り 1813文字/全文: 2692文字)

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