山本凌太郎、初めてのアシスト。強気な負けん気で手にした4連勝【J3第26節・vs沼津】
2021年11月7日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
- RESULT -
2021明治安田生命J3リーグ第26節
Y.S.C.C.横浜 2―1 アスルクラロ沼津
2021年11月7日(日)
ニッパツ三ツ沢球技場:1,917人
[得点]
14′ YS 大城蛍
32′ YS ンドカ チャールス
57′ 沼津 藤嵜智貴
▼愛すべき悪ガキ共
今節は、宗近慧が出場停止で不在。水曜日の午前中にしたその問いかけに対し、指揮官は「試合に出たいという気持ちをパフォーマンスでしっかり表現してくれる選手」と答えた。
その瞬間、アイツの顔が頭に浮かんだ。2021年5月9日、横浜桐蔭大戦で勝ち天皇杯本選出場を決めた後の記念撮影で、1人だけつまらなさそうな顔をしていたアイツ。そのことを話すと、爽やかな顔して「チームが勝っても自分が出てなかったら嫌」と言ったアイツが。
日曜日のお昼、スタメンの座を得たのはあのギラついた強気なヤツ、山本凌太郎だった。そして同じく強気なヤツらがベンチで、今か今かと待ちわびていた。
後ろから順に4、3、2、1と並ぶ、いわゆるクリスマスツリー形。山本はその2の部分、2シャドーの位置に付いた。
「持たれる時間もありましたけども、ボールを取ったら崩しのところも何回か魅せれていて、(菊谷)篤資くんと(佐藤) 祐太くんとパス交換もあったので距離感が良かったと思います」
そう話す山本は「篤資くんとは自然にできるのでやりやすかった」とニヤリとする。そしてCKのチャンスを得た。キッカー担当はもちろん、山本である。
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