田場ディエゴ「ずっとサッカーをやっていたい」存在価値を懸ける、今年も長かった試練【J3第28節・vs熊本】[コメント]
2021年11月18日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
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2021明治安田生命J3リーグ第28節
ロアッソ熊本 ― Y.S.C.C.横浜
2021年11月21日(日)13:10
えがお健康スタジアム
Y.S.C.C.横浜
7位:10勝7分8敗 勝点:37 得失:-2(28-30)
ロアッソ熊本
2位:13勝9分3敗 勝点:43 得失:17(36-19)
▼存在価値
田場ディエゴはいつも試練から始まる。Y.S.C.C.にやってくる半年前、2018年の大学4年次の夏に前十字靭帯を断裂。プロになって2年目の2020年春、開幕前のトレーニングマッチでまた前十字靭帯を負傷した。昨年末は筋肉を断裂、嫌な音を聞いた彼は「切れた」と言いながら倒れた。
今年に入ってすぐ、彼はまた筋肉の異常を感じていた。1月のシーズン始動日から耐える日々。傷が癒えたのは5月、7月には復帰戦を行った。だが、次に出場機会を掴んだのは今月、11月になってからだった。
今年もその試練は長かった。だが、今年もへこたれなかった。そして、今年も這い上がった。ずっとサッカーをやっていたい。それが彼の原動力。他の誰でもない、田場ディエゴという存在価値を懸けながら、今年も彼は笑っている。
▼そうやって生きていかないといけない
#20 田場ディエゴ
――長かったですね、出場するまでが。
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