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【第18節鹿児島戦レビュー】若手2人がプロ初ゴール。白波スタジアムで初勝利、3連勝で3位に浮上

必要なのは勝点3

岩手は今季2度目の3連勝をかけてアウェイの地での鹿児島戦に臨んだ。昨季まで鹿児島に勝てていない岩手だったが、今季は前半戦の第7節、終盤に小野田将人のクロスを牟田雄祐が圧倒的な高さのヘディングでたたきみこみ、対鹿児島初勝利を劇的な形で手にした。

岩手は後半戦、連勝スタートで勝点284位タイ、前節試合がなかった鹿児島は再開後の初戦で讃岐に勝ち、勝点229位という順位。岩手はトップに肉薄するため、そして鹿児島は上位戦線にくらいつくため、勝点3が求められる状況での対戦となった。

試合は雷雨の影響で1時間遅れてのキックオフ。岩手はおなじみの【3-4-2-1】で、CB中央には出場停止明けの牟田が復帰、左CBには佐々木翔悟が前節に続きスタメンに名を連ねた。一方の鹿児島は【4-2-1-3】。2週間前の讃岐戦で先発した薗田卓馬に替え、グスタヴォがトップに入る。ちなみに先週のエリートリーグ福岡戦でもグスタヴォは先発出場していたため、単純に競争か、岩手対策か読めない部分はあるが、いずれ既定路線だったのは確かだ。そして後述するがこのグスタヴォの起用が岩手の前提を揺るがした。

 

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