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坂本達朗社長インタビュー「補強の準備はしているところです」【いわてグルージャ盛岡】

第20節を終えて21位という成績のいわてグルージャ盛岡。シーズンも折り返し直前にという時期にきているが、クラブとしてここまでの戦いぶりをどのように評価し残留に向けてどのような舵を取っていくのか。坂本達朗社長が独占インタビューに応じてくれた。

63日にインタビューを実施

 

-2月に開幕して以来、3月までは非常に良いペースで勝点を積み上げていました。一方、4月からは一転して連敗が続く状況。まもなくシーズンの折り返しを迎えますが、ここまでの戦いぶりをどのように捉えていますか?

J2にカテゴリーが上がり、対戦相手も強敵ぞろいという中で、開幕戦で千葉さんに勝つことができましたけど、そこから過密日程、けが人や新型コロナウイルス感染などの影響がありまして、なかなか思うような選手起用ができず、その辺が厳しい状況だったかなと思います。

昨季のJ3は試合数が少なかったですが、今季は昨季の1.5倍のペースで試合が続いているので、選手たちにもそういったとまどいもあったように感じますし、コンディションづくりやメンタルの準備の難しさも出ていたと思います」

 

-クラブとしてはシーズン開幕前に10位以内という目標を掲げて臨みました。現状はそのペースには大きく届かない経過となっていますが、この数字に関しての評価をお願いします。また後半戦、どのように盛り返していきたいかについても教えてください。

「当初、目標は10位以内という設定をしておりましたけれども、やはり現状を考えるとまずは残留ラインをクリアすること、そこから少しでも上の順位を目指すことを目指して、一戦一戦を大事に戦っていきたいという考えです。

前半戦はあまりにも安易なミスから失点を繰り返すことが非常に多かったので、その辺はなくさなきゃいけないポイントだと思っています。試合をしてみての印象としては、やはり明らかに力の差がある相手と、逆に互角に戦えているチームと両方あると感じています。15節の大宮戦で連敗を止められて、天皇杯2回戦でも町田に勝つことができました。ホームで勝てていないことも含めて、この次(第20節・甲府戦)がすごく大事になると思います。」

 

-現在、残留ラインを争っているライバルともいえる琉球はクラブとしてこの夏の選手補強の人数やポジションを明言。また、大宮も原博実さんをフットボール本部長に招へいし、相馬直樹監督に監督を交代しました。残留に向けてクラブとしての意思表示を打ち出していますが、いわてグルージャ盛岡としてもそういった準備やプランはありますか?

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