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第27節仙台戦・秋田豊監督会見全文【いわてグルージャ盛岡】

今日もたくさんのサポーターにきていただいてありがとうございました。

前半、いい戦いをしながら1失点。後半もいい入り方をして1点取り返して、1-1まで持って行けたのは非常によかったと思います。ただ、2点目を取られて、チャンスのところでファウルを流され、そこからのカウンターで3点目を取られてまった。1-3になったときに前がかりになり、カウンターから追加点を取られて1-5という結果になってしまいましたけど、後半、勝つ気持ちを前面に出すという部分ははよかったと思います。ただ、キム ジョンミンとブレンネルの距離感がよくなかった。ブレンネルも常にセンターにいたので、慣れない部分もあったのかなと少し感じています。

(内容は悪くはなく、前へ、積極的なプレーはみられた。そのあたりの評価は?)

ポイントがあったと思います。1-2のときのジョンミンのファウルを流されたり、5点目のときもPKを流されたり。試合前も(主審の)田中さんと話をして、前回(第19節金沢戦)も笛を吹いてもらった時にウチのGK阿部(伸行)が(相手と交錯して)失点したシーンについて「流してしまってすみません」と謝りの言葉をもらったんですけど、レフェリーも人間なので、「次、お願いします」と話をしたんですけど、また今日も2度の大きなミスがあって残念でしたけど。ただ、これはもう致し方ないと思うんですよね。その中でぼくらは戦っていって、前半で点を取り切るということ、1失点目でもやられたシーンではないのでひとつひとつクリアしていくということをしっかりやっていかないと結果はついてこないと思うので。ただ、仙台さんのクオリティーが高かったというのは思います。球際でもそうですし、運動量、シュートの質も非常によかったのでその辺は見習って自分たちもレベルを上げていかなければいけないなと思います。

(東北ダービーの中で多くのサポーターが駆け付けた。雰囲気などをどう感じていたか)

いい雰囲気だなと感じていました。選手たちもいい集中力で臨めたと思います。

(これからも上位との対戦が続く)

簡単な試合は一つもないと思っています。上位だろうが下位だろうが、非常に苦しい戦いは続くと思います。ただ、そこに食らいついていくというのは毎回言っていることであって何も変わりません。選手たちはいろいろなところでトライしているので、僕自身もトライしていくべきだと思ってやっていきます。

(キム ジョンミン、ブレンネルの両選手を同時に起用。どういった展開を狙っての交代だったのか)

どちらかといえばブレンネルは右に流れてサイドを突破するのが得意で、実際そういう場面もあったが、それに対してジョンミンが中で仕留める、あるいはオタボーが仕留めるというイメージで起用しました。

(スコア状況的には追いついた後の交代。攻撃に特長がある、逆を言えば守備に不安がある二人を入れた。例えば、片方の和田昌士選手にするなどの選択肢をとらなかった意図は?)

ルーカス(モレラト)がもうダメだっていう×が出ていたというところ。それから(オタボー)ケネスもそうですし、田平(起也)だってそうだし、いろんな選手をトライしたからこそよくなっている。今回もブレンネルと(キム)ジョンミンを並べることでどういう変化が起こるのかというのをみたかった。お互い違う特徴を持っているし、ブレンネルに関しては技術的なところでポイントをつくることを含めて、前に2つのポイントがつくれたときにどうなるか、そこを考えたというところ。いま、アツ(中村充孝)が怪我でいない状況で、ポール(ビスマルク)をうまく使える選手を起用したい。そういう意図があってブレンネルを使いました。

(今後も、この2人の同時起用、あるいは新加入のクリスティアーノとの同時起用などもあるかもしれません。今日、2人の良さが出せませんでしたが、これを解決するためにどのようなアプローチをしていこうと考えているか)

トレーニングしかないんじゃないですか。動き方、立ち位置、連係などそういったところです。

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