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違った視点な川崎vsチェルシー、広島のFW状況、ポイントを押さえた山形レビュー『今週のひぐらしひなつ おすすめ3本』(7/23~)

タグマ!サッカーパック』ユーザーに向けて、サッカーパック対象コンテンツをご案内するコーナーが復活。7月はサッカーライターの「ひぐらしひなつ」さんが毎週「これは!」と思った記事をおすすめとして紹介いきます。
※コンテンツ対象期間:7月15日~7月22日

 

いわゆる「華試合」ではあったけれども(2019年7月19日@日産)(宇都宮徹壱ウェブマガジン)
日産スタジアムに6万人超の観客を集めた、Jリーグワールドチャレンジ2019。ヨーロッパリーグチャンピオンのチェルシーを迎えてJリーグチャンピオンの川崎Fがどれだけやれるのかが大変楽しみな一戦でした。チェルシーはプレシーズンということもあり、また移動による疲労もコンディションに影響していたと思いますが、ゆっくりと入った試合の立ち上がりから徐々にチェルシーのさすがの要所での上手さに唸らされる展開に。そして終盤、川崎Fが中村憲剛選手を投入してからの流れの変化やレアンドロ・ダミアンの決勝点という最高潮。この記事ではそういった試合内容には触れられてはいないのですが、さすが宇都宮さんの目配りの行き届いた写真の数々は、それ以外のとても大切なものたちを余すところなく押さえており、まるで要所を逃さないチェルシーばりです。稲本潤一さんと鈴木隆行さんの2ショット、ベンチに座るランパード監督。そして本文ではこの試合開催の意味とともに、京都アニメーション放火事件にまで言及されています。いつも力強くありながら細やかな視点を損なわない宇都宮さんならではの一編でした。

 

【THIS IS FOOTBALL】FWをどうするか/パトリック、ドウグラス・ヴィエイラ、渡大生。(SIGMA CLUB web)
現在、8勝5分6敗の勝点29で暫定8位の広島。第3節からの5連勝後に第8節からは5連敗、その後は3勝3分1敗と、いまひとつすっきりしない戦績でシーズン折り返しを迎えています。広島がシーズン後半に上位に食い込んでいくためにここから必要なのは、わかりやすく結果を出せる得点力。そうそうたるFW陣は個性を発揮しつつ、それぞれに城福浩監督の目指すサッカーの中で課題を抱えてもいます。夏の移籍市場でG大阪と浦和がパトリックを狙っているという報道も出るなか、広島の補強は?そしてここからチームはどう戦っていくのでしょうか。別記事では、復帰間近と見られるエミル・サロモンソンの近況も知ることができます。広島のことなら何でもご存知の中野和也さんの熱い文章は、シンプルに読み物としてもエキサイティングです。

 

【岡山vs山形】レポート:今季初の連敗、「ゼロウノ」からの脱却なるか(ディオマガ)
なんせ阪野豊史選手の松本への移籍には驚かされました。好調の山形をJ1昇格へと牽引するに違いない存在だっただけに、こちらもここからどう戦うのかが注目されます。阪野選手が抜けたあとの最初の試合がこの岡山戦。これまでにもあったようにジェフェルソン・バイアーノ選手を頂点に置いてスタートしましたが、互いにロースコアの試合が多いチーム同士の対戦は、岡山が1-0で勝利。山形は今節で4試合連続無得点、今季初の連敗となりました。負傷者も多く、万全ではないチーム状況のようですが、悲願のJ1昇格のために、苦しい時期も上位に踏みとどまりたいところ。長年にわたり密着取材する佐藤円さん(一時期はエルゴラ三大美女と呼ばれていましたがれっきとした男性です)によるチームの現状をすべて踏まえた上でのマッチレポートは、詳細かつポイントの押さえられた、読み応え満点の1本です。

 

ひぐらしひなつ

サッカーライター。大分県中津市生まれ。
九州を拠点に育成年代からトップまで幅広く取材。大分トリニータのオフィシャル有料メディア「トリテン」などに執筆、エルゴラッソ大分担当。2019年6月1日に新著『救世主監督 片野坂知宏』を上梓したばかり。2018年7月発売の著書『監督の異常な愛情-または私は如何にしてこの稼業を・ 愛する・ようになったか』で「サッカー本大賞2019」優秀作品および読者賞受賞。他に『サッカーで一番大切な「あたりまえ」のこと』、『大分から世界へ 大分トリニータユースの挑戦』。

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