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【熊崎敬の視点】2021年5月5日 J2リーグ第12節 大宮アルディージャvsアルビレックス新潟

J2リーグ第12節 大宮アルディージャ2(1-1)3アルビレックス新潟
14:03キックオフ NACK5スタジアム大宮 入場者数4,275人
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コロナ禍を忘れさせるような痛快な逆転劇。新潟が自慢のパスワークを存分に見せつけ、今季10勝目を手に入れた。
アルベルト体制2年目となる今季、ゲームを支配するパスワークはより精度が高まっている。2CBが安定したパス交換で最終ラインを押し上げ、サイドでトライアングルを構成。ショートパスを素早くつないで敵を振りまわし、ドリブル突破を交えて次々とチャンスをつくる。

前半は大宮の固い守りに手を焼いたが、リードされた60分過ぎからはシステム変更も含めて一気にテンポを上げ、主導権を奪い返した。高木のダイレクトヒールとスラロームのような本間のドリブルから生まれた74分の同点弾は、新潟のクオリティの高さを証明するようなゴールだった。

勝利を告げるホイッスルが鳴り響いた瞬間、新潟ベンチは優勝したかのような騒ぎとなり、アルベルト監督を中心に大きな輪ができた。観るものを魅了するサッカーで、勝点を重ねる新潟。快進撃は、もうしばらく続きそうだ。

 

 

熊崎敬(くまざき・たかし)
1971年生まれ、岐阜県出身。主な著書に「サッカーことばランド」(ころから)、「日本サッカーはなぜシュートを撃たないのか?」(文春文庫)がある。海外を旅して草サッカーの見物、サッカーにまつわる壁画の発掘をライフワークとする。

 

 

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