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京都サンガF.C.の強さの隠れた理由(海江田哲朗)

タグマ!サッカーパック』の読者限定オリジナルコンテンツ。『アルビレックス散歩道』(新潟オフィシャルサイト)や『新潟レッツゴー!』(新潟日報)などを連載するえのきどいちろう(コラムニスト)と、東京ヴェルディの「いま」を伝えるWEBマガジン『スタンド・バイ・グリーン』を運営する海江田哲朗(フリーライター)によるボールの蹴り合い、隔週コラムだ。
現在、Jリーグは北は北海道から南は沖縄まで58クラブに拡大し、広く見渡せば面白そうなことはあちこちに転がっている。サッカーに生きる人たちのエモーション、ドキドキわくわくを探しに出かけよう。
※アルキバンカーダはスタジアムの石段、観客席を意味するポルトガル語。

 

ブラウブリッツ秋田時代の杉山弘一監督。笑顔のよさは現役の頃から変わらない。

 

京都サンガF.C.の強さの隠れた理由(海江田哲朗)[えのきど・海江田の『踊るアルキバンカーダ!』]五十七段目

 

■京都のS級コーチ陣はどのように作用しているのか

今季のJ2で、前評判の高かった京都サンガF.C.が調子を上げてきた。

第6節のジェフユナイテッド千葉戦から破竹の6連勝で、引き分けをひとつ挟み、また連勝。勝点を荒稼ぎしている。

開幕から一度も首位を譲っていないアルビレックス新潟を、FC琉球、京都サンガF.C.が追走し、4位以下とは差が開き始めている状況だ。

東京ヴェルディは第9節に京都と対戦し、0‐2で敗れた。まだ圧倒的な強さは感じなかったが、これから力を伸ばしていく下地はできているように感じた。前線から献身的な守備を見せるピーター・ウタカは、変化を求める京都の象徴的なプレーヤーだ。

試合開始前、アップの風景は壮観だった。再起を図る曺貴裁監督が中央にでんと構え、長澤徹ヘッドコーチ、杉山弘一コーチが手分けして選手たちを動かしている。それぞれJリーグの指導実績が豊富で、コーチングスタッフの強力な組閣は今季の京都が売りとするところだろう。
「船頭多くして船山に上る」ということわざもあり、チーム内にS級ライセンス保持者が複数いることは必ずしも結果につながらない。逆に、指揮系統の乱れから混迷を招くこともある。

だが、それは杞憂に過ぎないと思えた。

4年前の夏、僕は当時ブラウブリッツ秋田を率いていた杉山監督を訪ね、監督論を聞かせてもらった。そこで聞いた言葉が根拠になっている。
「監督の言葉が魅力的かどうかは、まずは人に話すだけのものを持っているかどうかだと思います。僕のことは置いておくとして、李(国秀)さんや(吉田)達磨くん、曺(貴裁)さんは、考えていることがたくさんあって、それを説明するのに言葉が必要になってくる。何かを持つ人だから魅力的な言葉として伝わるのでは。指導者として、いい勉強をしていなければ話せないんです。僕がヨーロッパにいって試合を見たり、本を読み、人と会って話すのもすべてそのため。人に話せるものを持てるように、常に考え、何かを感じていたい」

 

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