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【田村修一の視点】2022年6月2日 キリンチャレンジカップ2022 日本vsパラグアイ

キリンチャレンジカップ2022 日本代表4(2-0)1パラグアイ代表
19:01キックオフ 札幌ドーム 入場者24,511人
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日本がパラグアイに快勝した。カタールW杯アジア最終予選を突破した日本にとって、6月の国際マッチデーは本大会に向けてのスタートである。森保一監督は様々なテストやシミュレーションにトライし、それなりの手応えをつかんだ試合だった。集合の後練習時間がほとんど取れないなかの実戦で、堂安律や鎌田大地はじめ伊藤洋輔、浅野拓磨、原口元気ら最終予選では招集されなかったりスタメンでは起用されなかった選手たちが躍動した。ただ、相手のパラグアイはベストに近いメンバーとはいえ、南米予選に敗退したうえ新人も加えて本当の意味でのテストマッチとはいえなかった。次のブラジル戦以降に注目したい。

 

 

田村修一(たむら・しゅういち)
1958年千葉県千葉市生まれ。早稲田大学院経済学研究科博士課程中退。1995年からフランス・フットボール誌通信員、2007年から同誌バロンドール選考(投票)委員。現在は中国・体育週報アジア最優秀選手賞投票委員も務める。

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