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【田村修一の視点】2022年8月19日 ACLラウンド16 ジョホール・ダルル・タクジムFCvs浦和レッズ

AFCチャンピオンズリーグラウンド16 ジョホール・ダルル・タクジムFC0(0-3)5浦和レッズ
20:00キックオフ 埼玉スタジアム2002 入場者20,691人
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浦和が3度目のアジア制覇に向けて、ノックアウトステージで好スタートを切った。キックオフ直後こそアグレッシブに攻撃を仕掛けるJDTに攻め込まれたが、最初の攻撃からの流れでPKを得て先制。モーベルグの見事なFKで加点した後は、まったく危なげない戦いで着実に勝利をモノにした。リカルド・ロドリゲス監督にとっては、戦力の整理・確認ができた試合でもあった。決勝進出までの短期決戦をどう戦い抜くかは、戦術・戦略以上に疲労回復とコンディション調整がポイントになるかも知れない。

 

 

 

田村修一(たむら・しゅういち)
1958年千葉県千葉市生まれ。早稲田大学院経済学研究科博士課程中退。1995年からフランス・フットボール誌通信員、2007年から同誌バロンドール選考(投票)委員。現在は中国・体育週報アジア最優秀選手賞投票委員も務める。

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