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WEリーグ参入決定直後 ジェフLが逆転勝利を飾る【石井コラム】

2020年10月18日は#女子サカマガとして初の取材申請が通り、スタジアムで取材する記念すべき日となりました。会場はフクダ電子アリーナ。ジェフユナイテッド市原・千葉レディースと伊賀FCくノ一三重の対戦です。実は、偶然なのですが、2006年に、筆者が初めて仕事で女子サッカーを観戦したのもフクダ電子アリーナでした。2006年5月14日、なでしこスーパーカップ。日テレ・ベレーザとTASAKIペルーレFCの対戦でした。観客数は1千人ほどで、当時の第一印象は「お客さんが少ない」だったのですが、今日の観客数は384人。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で、スタジアムにはなかなか客足が戻りません。とはいえ、その2006年当時のジェフユナイテッド市原・千葉レディースはモックなでしこリーグ2部で、ホームゲームの観客数は最終節が350人。少ない試合では61人、98人という記録もあり、比較すると、この10数年での、日本の女子サッカーとジェフユナイテッド市原・千葉レディースの発展を感じます。

WEリーグに参入するジェフユナイテッド市原・千葉レディースが鮮やかな逆転

2020年10月15日のWEリーグ参入決定会見で瀬戸口梢選手と大滝麻未選手は「全力でプレーすることで女の子の夢に限界がないことを示していく」決意を表明してくださいました。その大滝麻未選手が79分に身体を入れて奪ったボールを成宮唯選手に展開、ドリブルで前に運び曽根七海とパス交換。その間に、ゴール前に走り込んだ大滝麻未選手に曽根七海がクロス。ヘディングシュートがゴールネットに突き刺さり、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースはWEリーグ参入決定直後のホームゲームを2-1と逆転勝ち。観客数は少ないものの、鮮やかな逆転弾にスタンドは盛り上がりました。

WEリーグ参入決定会見 ⒸJEFUNITED

制限される取材で伝えられない、だからスタンドに足を運んでほしい

本来ならば、さらに詳しく、いくつかのターニングポイントから、この試合を深掘りしてみたいところです。

●序盤は前に蹴り合う展開だったが、なぜ36分の同点弾の直前からパスを繋ぐ本来のサッカーが蘇ったのか。猿澤真治監督は、同点弾に至るまでの一連のプレーで、山根恵里奈選手が自陣ペナルティエリア内でパスを繋いだところから「そう!そう!そう!」と褒め言葉を連発していました。

●ジェフユナイテッド市原・千葉レディースから見て右サイドの高い位置に伊賀FCくノ一三重の杉田亜未選手が張り出してポジションをとることで、守備に奔走することが多かった大熊環選手が57分に交代しました。あの交代は疲労によるものだったのか戦術の変更によるものだったのか。杉田亜未選手への対応を監督はどのように考えていたのか。

YouTubeの中継からは感じ取りにくい出来事がスタンドからは見えます。ただ、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で、試合後の囲み取材がなくなり、ピッチの臨場感や、他の選手がプレーから学びとれるポイントを聞き出す術がないため、記事で掲載できる内容に限界があるのは、とても残念なことです。しかしながら、見たところ、スタンドに密はなく、大声で飛沫が発生するような不安を感じさせるシーンはありませんでした。近隣の方には、逆に、この機会に、ぜひ、スタジアムへ足を運んでいただければと思います。

フクアリへの道。向こうに煙突が見える。

スタートから半月、#女子サカマガの人気記事を発表

さて、#女子サカマガで人気を集めている記事はどれでしょう。今後の#女子サカマガの進む方向を占う半月間でしたので、ランキングで発表しましょう。1位から5位は以下のようになっています。

1位 femtech企業はWEリーグに何を期待するのか?
2位 「WEリーグ以降」 アンジュヴィオレ広島存続問題に揺れる広島女子サッカーの未来は?これは全国に通じるモデルケースだ
3位 トップページ
4位 WEリーグ 岡島喜久子チェアインタビュー前篇「女子がどこまでできるか」
5位 WEリーグ参入決定!「マイナビベガルタ仙台レディースの母」が語る9年間

1位は女子サッカー選手、監督が登場しない記事

おそらく、これまでのスポーツメディアで、このような女子サッカー記事を掲載したところはなかったと思います。femtechという新しいマーケットの企業から見た女子サッカーについてのインタビュー記事です。登場していただいた佐々⽊裕華さんは、Jリーグのコアなファン・サポーターの間では知名度の高い女性ですが、Twitterを見ると、彼女のキャラクターはほとんど話題になっておらず、女性向けのサービスを提供している企業を起点に話題が広がったことがわかります。このような切り口で、女子サッカーの新たな価値やビジネス拡大の入り口を作ることができれば、#女子サカマガとしては意義あることと感じます。

2位は存続問題についての記事

WEリーグ参入クラブ決定に関して3日間連続で記事を公開しましたが、その中の2つ目の記事となるアンジュヴィオレ広島存続問題に関する記事が最も多くのアクセスを集めました。おそらく、これまで、どこか「自分ごと」ではなかったWEリーグが、参入クラブの発表と「クラブの存続問題」が注目を浴びることで、急に「自分ごと」として興味をお持ちになってご覧になった方が増えたものと思います。特に、この問題に関しては、断片的な情報しか公開されてこなかったため、いくつかの事柄や複数のクラブの考え方を一つの記事にまとめることで、全体の動きを掴みやすくすることに留意しました。

10月後半は選手のインタビュー記事にご注目ください

さて、10月後半の#女子サカマガはFC越後妻有のインタビュー後半、WEリーグ参入を決めたAC長野パルセイロ・レディースの選手のインタビュー記事、欧州で活躍する日本人選手のインタビュー記事、コロナ禍での厳しいシーズンを無事に終了したあの選手のインタビュー記事等を掲載予定です。

引き続き、皆様のご期待に応えられるよう、取材を進めていきます。よろしくお願いいたします。

石井和裕

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