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無敗記録ストップ(2016年12月以来)!熊谷紗希選手 リヨンの映画がヨコハマ・フットボール映画祭2021で公開

欧州の女子サッカー界に衝撃が走りました。ディヴィジオン・アン・フェミナン(フランス女子1部リーグ)18回(14連覇中)、UEFA女子チャンピオンズリーグを7回(いずれも歴代最多)優勝しているオリンピック・リヨン(女子チーム)がディヴィジオン・アン・フェミナン(フランス女子1部リーグ)PSG(女子チーム)に敗れたのです。フランスの名門クラブ同士の対戦ではありますが、オリンピック・リヨン(女子チーム)は世界の女子サッカーをリードする一番の強豪クラブです。ディヴィジオン・アン・フェミナン(フランス女子1部リーグ)で、2016年12月以来4年間にわたり続けて来た無敗記録はストップしました。

オリンピック・リヨン 〜女子サッカー最強チームの真実〜

さて、そんなオリンピック・リヨン(女子チーム)のドキュメンタリー映画が日本でも公開されることになりました。もちろん、主力選手の熊谷紗希選手も登場します。この映画は、2018-19シーズンに、三冠をかけて闘う姿を追ったドキュメンタリーです。熊谷紗希選手と最強のセンターラインを組む身長187cmウェンディ・ルナール選手の役割、そして、彼女の意外な一面が注目ポイントです。2013年からプレーする熊谷紗希選手が、チーム内でどのような立場なのかも随所から伝わってきます。このような女子サッカーチームに長期間密着撮影する映画が製作されていることから、フランス女子サッカーの底力を感じますね。

世界中で、サッカー映画が、毎年100本近く製作されています。その中から、日本のサッカーファン、映画ファンと楽しみたい作品を一挙に上映する「ヨコハマ・フットボール映画祭2021」が開催されます。2021130日(土)を「WEリーグ誕生記念!女子サッカーを旅する1日」として、女子サッカーをより身近に楽しむための作品を上映します。そして、この映画祭はWEリーグの後援のもとで実施されます。WEリーグ元年の幕開けを飾る女子サッカー映画の祭典になりそうですね。

上映される女子サッカー映画は「オリンピック・リヨン〜女子サッカー最強チームの真実〜」に加えて2作品(合計3作品)。ご紹介します。

壁を壊せ! 〜ドイツ女子サッカー 台北の奇跡〜

1981年に台湾で開催された女子サッカー「世界選手権」にBグラートバッハ(女子チーム)が挑む。まだ女子サッカーに市民権がなかった時代に挑戦した西ドイツ選手たちの戦い。

高校演劇「フートボールの時間」

日本の女子サッカーのルーツといわれる1920(大正9)年、香川県の丸亀高等女学校の物語。2018715日 第19回四国高等学校演劇祭にて上演され全国高等学校総合文化祭で最優秀賞に輝いた舞台を上映。

 

ヨコハマ・フットボール映画祭2021

日程 2021年1月30()2月5日(金)
2021130日(土)は「WEリーグ誕生記念!女子サッカーを旅する1日」

かなっくホール130日から31日)
神奈川県横浜市神奈川区東神奈川1丁目10−1
東神奈川駅(JR京浜東北線・京浜急行)から徒歩1分  東白楽駅(東急東横線)から徒歩10

シネマ・ジャック&ベティ21日から5日)
神奈川県横浜市中区若葉町3丁目51
黄金町駅(京浜急行)から徒歩5分  関内駅(JR京浜東北線)から徒歩15

主催 ヨコハマ・フットボール映画祭実行委員会 / 特定非営利活動法人 横浜スポーツコミュニケーションズ
後援 横浜市市民局 / WEリーグ
協賛 gol. / ジョイホース横浜 / セリエ / ノジマステラ相模原 / Goal.Studio / コカ・コーラ / 相模ガス

#女子サカマガでは、熊谷紗希選手の証言を交えて、女子サッカー映画を紹介する記事を掲載する予定です。お楽しみに。

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