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浦和とI神戸が牽引 YouTube視聴回数から見える女子サッカークラブの人気

日本の女子サッカーの人気のバロメーターは、いくつかありますが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に苦しんだ2020年シーズンは、プレナスなでしこリーグオフィシャルYouTube中継の視聴回数が、重要な指標となると考えました。今回は2020プレナスなでしこリーグ1部のYouTube中継の視聴回数をご紹介します。集計データを提供してくださったのはtomoxさんです。tomoxさんは各節の視聴回数を集計し、Twitterで発表してこられました。 #女子サカマガ では、tomoxさんから集計データを提供していただき、1年間を振り返るとともに、プレナスなでしこリーグ1部の各クラブの人気についても見ていきます。

プレナスなでしこリーグオフィシャルYouTube中継の視聴回数といえば、浦和レッドダイヤモンズレディースの立花洋一社長がWEリーグ参入決定時に、このようなことを言っていました。

「なでしこリーグのYoutube配信で浦和レッズレディースの視聴者数が飛び抜けていると聞きました。また昨年の皇后杯決勝でのサポーターの皆さんの応援を見て、我々は必ずこのWEリーグに参加して女子サッカーを盛り上げていかなければならない。その使命を感じていました。」

各節の最多視聴回数を獲得したのは浦和もしくはI神戸

はっきりと結果に現れました。全試合の視聴回数を一覧表にしました。注目は、各節で最多視聴回数を獲得した試合です。オレンジ色に塗っている試合です。よく見ると、全ては浦和レッドダイヤモンズレディースもしくはINAC神戸レオネッサが絡んだ試合です。この2つのクラブが絡まない試合は一つも各節で最多視聴回数を獲得できませんでした。2020年の日本の女子サッカーの人気は、浦和レッドダイヤモンズレディースとINAC神戸レオネッサを軸に形成されてきたことがわかります。

全試合の視聴回数一覧(20201222日調べ)




視聴回数トップ10

上位10試合の全てに、浦和レッドダイヤモンズレディースもしくはINAC神戸レオネッサの名前があります。ホームゲーム、アウェイゲームに関わらず、この2クラブの試合が多く視聴されていることがわかります。

ホーム / ビジター比較

INAC神戸レオネッサはホームゲームよりアウェイゲームの視聴回数が多くなっています。これは、INAC神戸レオネッサがホームゲームをofficial INACTVwebで生中継(解説者有り)しているからです。多くのファン・サポーターがプレナスなでしこリーグオフィシャルYouTube中継ではなくofficial INACTVwebで視聴しているためホームゲームの視聴回数が少なくなっているのです。そのため、各クラブの視聴回数を比較する場合は、上記の表の下段に表示されている「ビジター視聴回数」を比較するのが適切です。浦和レッドダイヤモンズレディースとINAC神戸レオネッサが、ここでも抜きん出ていることが分かります。

愛媛FCレディースとINAC神戸レオネッサを除くと、ホームゲームよりアウェイゲームの視聴回数に大きな差が出ていません。これはホームゲームの中継を視聴しない「ホームゲームは必ずスタジアムに行く」というファン・サポーターの、視聴者全体の中に占める割合が少ないことを示しています。生中継時のチャットを見ると、多くのクラブの試合で同じ「女子サッカーが好きな人」による書き込みが目立っており「Jリーグのような、特定クラブに帰属する熱心なファン・サポーター」が、まだ十分に育成できていないのかもしれません。

シーズンを通して横ばいだった視聴回数

リモートマッチ(無観客)でスタートしたプレナスなでしこリーグ1部のYouTube中継は第1節で注目を集めましたが、リーグ全体の視聴回数の推移を見ると、第2節以降はリーグ戦終盤の盛り上がりを示す形にならず、シーズン全体を通して横ばい傾向にあることが分かります。

※右肩下がりになるのは、YouTubeの仕組みによるところからです。ほとんどの視聴回数は生中継か生中継直後のタイミングでカウントされますが、生中継から時間が経ってからも「関連動画の自動再生」等で視聴され続けるため、古い動画(最も古い動画は第1節)ほど視聴回数が多くなる傾向があります。

WEリーグ参入クラブの視聴回数

浦和レッドダイヤモンズレディース

プレナスなでしこリーグ1部を優勝。第5節を除き、リーグ平均を大きく上回る視聴回数を記録しました。第3節と第14節は日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦。6節と14節はINAC神戸レオネッサ戦です。強豪クラブとの対戦が注目を集めたことを示しています。第16節は優勝を決めた試合で、メインスタンドに収まりきらない3,899人の観客を集めました。消化試合となった第17節、第18節の視聴回数は伸びませんでしたが、第16節まで微増の傾向で推移しました。

INAC神戸レオネッサ

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