WE Love 女子サッカーマガジン

石橋克江がオススメする5月の #女子サカマガ 6月はWEリーグ理事のインタビューも #女子サカマガ

#女子サカマガ プロデューサーの石橋克江です。2021WEリーグプレシーズンマッチは試合を重ね、徐々に、各チームの特徴が見えてきました。 #女子サカマガ では、マッチレポートも交えて記事を掲載しています。特に大宮アルディージャVENTUSの2つのホームゲームのレポートは、ファン・サポーターの注目を集め話題となりました。今日は、そんな5月の #女子サカマガ を私が振り返ります。そして、5月末〜6月に掲載を予定している、気になる記事の一部をご紹介します。

大宮駅前

プロデューサー:石橋克江 グラフィックデザインの制作をする有限会社エアプランツ代表取締役。女性用ファッション、服飾雑貨、化粧品の通販カタログを中心にアートディレクションをおこなっている。FIFA女子ワールドカップは2007、2019を現地観戦。

5月に注目を集めた記事をご紹介します。

大宮Vに希望をつなげる86分の大拍手そして幻のオリンピックとカフェを追う 大宮V0−4東京NB【女子サカの街を訪ねて】

大宮Vに希望をつなげる86分の大拍手そして幻のオリンピックとカフェを追う 大宮V0−4東京NB【女子サカの街】

この試合は20分で流れが大きく変わりました。その理由を明らかにした記事です。複数の選手のコメントを組み合わせて謎を解きました。語られた、衝撃の理由に驚いた方も多いと思います。

日テレ・東京ヴェルディベレーザのスリートップ、植木理子選手、小林里歌子選手、遠藤純選手は良いですね。そして、北村菜々美選手選手も素晴らしかった。以前の長谷川唯選手の役割を担っていました。それに、目についたというか耳についたのが菅野奏音選手。ピッチ上のたくさんのチームメイトから「おと!」「おと!」「おと!おと!」「おと!」とプレーに要求する声が飛びます。

NACK5スタジアムに入り、試合が始まるまでの雰囲気は期待以上。座席に座っているだけで、気分がぞわぞわっとなる試合でした。「WEリーグになるってこういうことだな」と感じました。皆さんも、ぜひ、2021WEリーグプレシーズンマッチに足を運んでみてください。 

『さよなら私のクラマー』となでしこ達のミッシングリンク 【石井和裕の #女子サカマガ PKど真ん中】

『さよなら私のクラマー』となでしこ達のミッシングリンク 【石井和裕の #女子サカマガ PKど真ん中】

今の日本の女子サッカーには見たい役者が揃っているのか……2011年に世界一の座についた後、長く、首都圏で、なでしこジャパン(日本女子代表)の試合を開催しなくなった期間がありました。これにより、首都圏で活動される多くのファン・サポーターやサッカージャーナリストが、生でなでしこジャパン(日本女子代表)の試合を観戦するチャンスを失いました。この期間が、とてももったいなかったです。クチコミやメディア露出が減少することで、日本の女子サッカーは、誰もが名前を知っているような、次のスターを育てる機会を失ってきたと思います。

日本の女子サッカー界は、WEリーグで、再びやってきた露出のチャンスを生かしてほしいと思います。振り返ってみれば、1993年のJリーグ開幕時は、プロ意識の高かったカズの存在が大きかったです。日本サッカーの変革を牽引しました。

WEリーグは9月に開幕します。選手の活躍によって、女子サッカー選手が、女の子の憧れの存在となってほしいと思います。たとえば、植木理子選手(東京NB)は、最近、とても変わりました。有力選手のオーラが出てきました。上の世代の選手が同チームにいなくなると、次の世代が自然と頑張るのだなと思います。2021ー22年シーズンは、移籍選手も多く、各チームで、ちょうど世代が変わって若い人が台頭しやすいタイミングだと思います。

#女子サカマガ は、選手の皆さんの背中を押せる存在になっていこうと思います。

東京オリンピック 子育て中、アレックス・モーガン選手は来日できるのか? 【石井和裕の #女子サカマガ PKど真ん中】

東京オリンピック 子育て中、アレックス・モーガン選手は来日できるのか? 【石井和裕の #女子サカマガ PKど真ん中】

WEリーグは世界に先駆けて、いわゆる「産休」の制度を取り入れました。「産休」の制度は、普通の企業ならあたりまえのことだけれど、スポーツ界で取り入れたのは凄いことですね。

先日、2021WEリーグプレシーズンマッチで、岩清水梓選手(東京NB)が途中出場したシーンを、私はスタンドから見ていました。大宮アルディージャVENTUSのホームゲームでしたが、ファン・サポーターは、とても大きな拍手で岩清水梓選手をピッチに迎え入れていました。こうした、ご出産された選手への期待が大きいことを知ることができました。

さて、記事に書かれた内容ですが、2歳以下のお赤ちゃんはお母さんと一緒に居るべきだと思うので、東京2020大会(東京五輪)では、女性アスリートの乳幼児を入国の制限から除外してほしいです。日本政府、東京都、大会組織委員会には、女性アスリートの乳幼児が来日できるようルールを定めてほしいと思います。

「女性審判員は男性審判員よりも能力が劣る」という誤解 【石井和裕の #女子サカマガ PKど真ん中】女性審判員の山下良美さんがJ3リーグのYS横浜対宮崎戦で主審を担当

「女性審判員は男性審判員よりも能力が劣る」という誤解 【石井和裕の #女子サカマガ PKど真ん中】女性審判員の山下良美さんがJ3リーグのYS横浜対宮崎戦で主審を担当

男女の差がなくなっていくのは良いですね。「男性と女性には体力の差があるので、Jリーグで女性審判は難しい」と多くの人に思われていましたが、山下良美さんによって、性別の関係なく主審を出来るということが証明されたわけですよね。元々、審判にはフィジカルコンタクトはないから大丈夫なはずなのですが。

以前から判定は正しかったのだと思います。でも、一昔前の女性審判の一部からは自信なさげに感じられたこともありました。はっきりとした表現を出来ないことが目立ったのかもしれません。試合のリズムを作る演出の役割が上手ではなかったのかもしれません。

審判に求められるのは、正確なことと分かりやすいこと……最近の女性の審判は、女性であることを意識させません。積み重ねた経験がそうさせたのか、日本サッカー協会等、関係者による研修の結果なのかもしれませんね。

5月末〜6月のインタビュー記事を、一部、ご紹介します。

WEリーグ理事の播戸竜二さんにWEリーグの取り組みと理事のお仕事についてお聞きしました。

・元なでしこジャパンの杉田亜未選手(伊賀)は、なぜWEリーグチームに移籍しなかったのか胸中をうかがいました。

・⼥性トップリーグ各種競技を放送する事になったSPOZONEは女子スポーツの価値をどのように考えているのでしょうか。

・ジェフユナイテッド市原・千葉レディースのGM三上尚子さんにチーム作りの仕事についてうかがいました。

・海外で活躍中の選手、WEリーグ選手は6月下旬に登場予定です。

 

ここまで女子サッカーを愛し踏み込んだ記事をお届けしているのは #女子サカマガ だけ。引き続きよろしくお願いします。

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