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INAC神戸レオネッサのホームスタジアムに「センサリールーム」設置 Yogibo プロデュース(無料記事)

WEリーグ開幕を前に 「WE ACTION」の一つとして計画されていた「センサリールーム」が完成しました。設置されたのはINAC 神戸レオネッサのホームスタジアムであるノエビアスタジアム神戸。プロデュースしたのはタイトルパートナーの Yogiboです。

「センサリールーム」とは、聴覚・視覚など感覚過敏の症状がある人やその家族が安心して過ごせる部屋のことです。大きな音や眩しい光、人混みなどが苦手な方でも落ち着いた環境でスポーツ観戦を楽しむことができます。

日本初のセンサリールームは、2019年7月27日に川崎市等々力陸上競技場にユニバーサルツーリズムとして設置されたもので、53名が川崎フロンターレと大分トリニータの試合を観戦しました。また、2021年6月12日に、日本サッカー協会は国際試合で初めての「センサリールーム」を豊田スタジアムに設置しました。イングランドプレミアリーグでは、20チーム中14チームがセンサリールームを設置しています(※日本サッカー協会調べ)。

今回の「センサリールーム」は、1試合のみではなく常設(※INAC神戸レオネッサゲーム開催時のみ)というところがポイントです。年間を通して利用できることになりました。WEリーグは社会を変える具体的なアクションを行なっています。この取り組みによって、多様性社会の実現に向けて、私たちは、また一歩前進したといえます。

(2021年9月11日)

 

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