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WE Love 女子サッカーマガジン

WEリーグのダービー最新地点と大宮Vの楽しみ方

2021年10月2日にWEリーグ初のダービーマッチ(同じ都市をホームタウンとするチーム同士の特別な一戦)がNACK5スタジアム大宮で開催されました。4−1で勝利したのは三菱重工浦和レッズレディース。ホームチームの大宮アルディージャVENTUSは、開幕以来、まだ勝利がありません。しかし、試合後のNACK5スタジアム大宮は、それほど悲観的なムードではなかったことをはじめにお伝えしておきます。何はともあれ、WEリーグは、初めてのダービーマッチ開催という歴史的出来事を、また一つ積み重ねました。

雰囲気の良かったさいたまダービー

このダービーマッチが、どのような雰囲気だったのかについては、試合後の選手のコメントからもうかがえます。有吉佐織選手(大宮V)は、このようにコメントしています。

「非常に雰囲気の良いなかで試合ができましたし、とても楽しいダービーでした。いつも以上にテンションが上がりました。」

試合終了間際に難しいヘディングシュートで得点したカトラー  グレイス エリン選手(大宮V)は「このスタジアムの雰囲気はすばらしい。」とコメント。

COVID―19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大が収まり、緊急事態宣言が解除になった直後の試合です。これまで設置されてこなかったビジター応援席が設置され、大宮アルディージャVENTUSサポーターと三菱重工浦和レッズレディース・サポーターが初めて顔を合わせました。そして、両チームのファン・サポーターが、それぞれの主張を定められたルールの中で行い、二つの異なる手拍子が折り重なることで、心地よいハーモニーを奏でていました。

特に、三菱重工浦和レッズレディース・サポーターが、試合後に、一際大きな拍手で大宮アルディージャVENTUSの選手たちを送り出したシーンは、WEリーグのダービーならではだと感じます(なでしこリーグのダービーならば、そのタイミングで対戦相手のチームにコールが起きていたかもしれません)。ファン・サポーターは、WEリーグ一年目の当事者として、この試合で新しいダービーの姿を創り始めようとしていたのかもしれません。

大差がついたがシュート数は2本差

試合は実力に勝る三菱重工浦和レッズレディースに、大宮アルディージャVENTUSが必死に食らいつく展開となりました。大宮アルディージャVENTUSは、試合開始直後から押し込まれ続けましたが、序盤を安藤梢選手のヘディングによる1失点に抑えることができました。

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