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川淵三郎初代Jリーグチェアマンと岡島喜久子初代WEリーグチェアの対談はなぜ実現したのか? 早稲田スポーツ新聞会 手代木慶さんインタビュー

皆さんは、多々あるWEリーグ開幕記事の中に、お気に入りの記事はありますか?筆者一番のお気に入り記事は【特別企画】早稲田スポーツ新聞会×ア式蹴球部女子部 WEリーグ開幕記念特集 『Initiative』です。ご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。なぜなら、この記事は『早稲田スポーツ新聞会http://wasedasports.com』に掲載されたからです。そのクオリティはスポーツ専門サイトに負けないほど高く、切り口は面白く、そして、大手新聞社でも実現が難しそうな豪華対談記事を掲載しています。

【特別企画】早稲田スポーツ新聞会×ア式蹴球部女子部 WEリーグ開幕記念特集 『Initiative』 2021年9月2日より掲載
・村上真帆選手×松本茉奈加選手
・植木理子選手×遠藤純選手
・佐々木則夫大宮アルディージャVENTUS総監督×外池大亮ア式蹴球部監督
・小林美由紀WEリーグ理事×福田あやア式蹴球部女子部監督
・川淵三郎初代Jリーグチェアマン×岡島喜久子初代WEリーグチェア

筆者は、WEリーグ開幕記念特集 『Initiative』の全ての記事を読み終わったと同時に、誰が、どのように、どんな思いでこの特別企画を実現したのか、お聞きしたくなりました。

早稲田スポーツ新聞会は、早稲田大学で1956年に創立されたサークルです。現在の会員は約200名。創立当初から「全ての体育会に光を」を理念に掲げ、44部活すべてに担当者がついて、主に公式戦を取材・掲載しています。

お話をうかがった早稲田スポーツ新聞会の手代木慶さんは、ア式蹴球部(サッカー部)女子部のご担当をされています。子どもの頃から陸上競技に打ち込んだできたスポーツ好きの手代木さんは、将来、新聞記者になりたいという夢を抱いています。手代木慶さんは、なぜ、WEリーグ開幕記念特集 『Initiative』を立ち上げることになったのでしょうか。

今回は、取材を通して感じたWEリーグの魅力と、WEリーグが新たにファンを開拓しようとしている若い世代の女性の声をお届けします。

時代の転換点、そして、早稲田大学のOB、OGがWEリーグ立ち上げに大きく寄与していることも伝えたかった

最初に企画の相談をされた人数は何名くらいですか?

手代木最初は一人でやっていましたが、企画が大がかりになるため信頼しているア式蹴球部男子部の担当者に、インタビュー対象の人選などを相談しました。そこで気持ちを後押ししてもらって「よし、これでやってみよう」と思い、ア式蹴球部女子部(ア女)の福田あや監督に企画をお話ししました。

ピッチサイドで撮影する手代木さん

手代木(WEリーグ開幕によって)今よりも女性が活躍できる社会になることが大事だと思います。一方でWEリーグが「女性」を強調しすぎると、男性側が無意識に責められている印象を持つ懸念もあります。その点でWEリーグは、これまでの社会を否定しているわけではなく、女性を応援していくスタンスです。その理解を広げて、社会がより良い方向に進んでいくために意義のあるリーグだと思います。

そんなWEリーグをどのようにお伝えしようとお考えになりましたか?

手代木プロ化そのものだけではなく、早稲田大学のOB、OGが、プロ化に寄与しているということも伝えたいと考えました。なぜなら早稲田スポーツ新聞会の記事を読んでくださる方は、学生だけではなく卒業生や早稲田大学を応援してくださっている方が多くいらっしゃるからです。「早稲田」スポーツ新聞会ですので、早稲田大学に関連づけようと思い、「早稲田6:4WEリーグ」くらいの比率でお伝えしようと企画しました。

「早稲田スポーツ新聞会×ア式蹴球部女子部」コラボ企画だから生まれた質問項目

私は、小林美由紀WEリーグ理事兼理念推進部部長が、ここまでお話してくださった記事を見たことがありませんし、川淵三郎初代Jリーグチェアマンと岡島喜久子初代WEリーグチェアの対談には驚きました。

手代木最初は、以前に何度も取材させていただいた村上真帆選手と松本茉奈加選手へ取材(新卒対談)しようと考えました。そこから在学生の対談、女性リーダーの対談に企画が広がっていきました。

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