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WEリーグの理念は生きているか? 女性リーダーシップシンポジウムの取材から

WEリーグの理念は、どのように現場に生かされているのでしょう。そして、WEリーグの理念から何が生まれたのでしょう。それとも、何も生まれていないのでしょうか。WEリーグ開幕から1ヶ月。さまざまな検証が行われている今、気になるところです。

WEリーグの理念

女子サッカー・スポーツを通じて、
夢や生き方の多様性にあふれ、
一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する。

WEリーグと日本サッカー協会(JFA)は、2021年10月25日に女性リーダーシップシンポジウムを開催しました。6月に第2期を開講した女性リーダーシッププログラムの最終日です。女性活躍やリーダーシップ論についての意見交換を行い、多くの意見や切り口を参加者に提供しました。

今回の記事では、女性リーダーシップシンポジウムの中および開催後の質疑応答から、WEリーグの理念が、主にパートナー(スポンサーシップ)の営業現場でどのように役立っているのかに着眼し、発言の一部を抽出してお届けします。

 

WEリーグの理念への共感から生まれたパートナー契約

WEリーグシルバーパートナー パーソルキャリア株式会社 執行役員の大浦征也さんは、パーソルグループがWEリーグに協賛する意味を教えてくださいました。

WEリーグの理念とグループビジョン(はたらいて、笑おう。)の共通項が見出せました。そして、その中でも『女性活躍推進』が一つの重要なテーマになっています。『女性×スポーツ』ないしは、そこから生み出されるものが社会に広がっていくということに対して手応えや可能性をとても感じています。」

パーソルグループのグループビジョン「はたらいて、笑おう。」には「一人ひとりの多様なはたらき方・生き方を応援したい」という想いが込められています。確かに、WEリーグの理念「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する。」と共通するところがあります。

他にも似た事例があります。株式会社ウェブシャーク(Yogibo)はWE ACTION キックオフミーティングで、タイトルパートナーとなった理由を、このように説明していました。

「女性のさらなる活躍と、その活躍を証明できる場が社会に必要だと考えている。」

株式会社ウェブシャークも、ジェンダーの枠を超えて一人ひとりが輝く社会の実現に向けた取り組みを推進している企業です。

このように、理念はWEリーグにオンリーワンの価値を創出しています。理念への共感が広がり、WEリーグのパートナーシップは大きく拡大しています。

WEリーグの理念はクラブの営業現場で、どのように生きているのか?

サンフレッチェ広島レジーナ 取締役の久保雅義さんは、営業現場での理念の生かし方について、このように話します。

「理念は大事ですが、活動自体がきちんとしていないと理念は伝わっていかないと思います。活動自体を、皆さんにどのように知っていただくかが理念浸透につながっていきます。WE ACTION DAY(理念推進日)は非常に良いことだと思います。

(リーグと企業の)お互いの理念をどのようにブランディングし、価値を上げていくかを説明することが大切です。」

理念をテキスト上の理念に止めるのではなく、具体的なアクションに落とし込んで提示することで、営業先の企業から理解をされやすくなります。久保さんによると、WE ACTION DAY(理念推進日)での具体的なアクションが理念浸透につながるというのです。

AC長野パルセイロ・レディース 取締役の加藤久美子さんはWEリーグの理念推進に可能性を感じている一人です。

「今まで、色々な活動をしてきましたが、新しい繋がりが生まれています。SDGsをはじめ、WEリーグが、新しい取り組みの先駆けとなっていけば良いと思います。全クラブが一緒にやることに意味があります。WE ACTION DAY(理念推進日)は良いところ(の真似)を他のクラブがやっていけば良いと思います。そして他のスポーツにも広がっていけば良いと思います。」

理念が生きているから営業しやすい 

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