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ロングボールと中央密集 新監督の東京NBと浦和が苦戦するWEリーグ

S級ライセンス取得問題で監督が交代した2チームが、WEリーグ前半戦を苦しんでいます。三菱重工浦和レッズレディースは3連敗で4位に低迷。かつての絶対女王であった日テレ・東京ヴェルディベレーザは3位。以前の圧倒的な強さはなりを潜めています。
WEリーグの監督には日本サッカー協会のS級コーチライセンス、もしくはA―Proコーチライセンスの資格が必要です。現在の監督は三菱重工浦和レッズレディースが楠瀬直木さん、日テレ・東京ヴェルディベレーザは竹本一彦さんです。2020年シーズンに指揮を執った三菱重工浦和レッズレディースの森栄次さんは総監督、日テレ・東京ヴェルディベレーザの永田雅人さんはヘッドコーチとしてベンチ入りしています。
それぞれ実力ある2人の指導者同士がタッグを組んでベンチで指揮する両チームですが、なかなか波に乗ることができません。なぜでしょう。

2021年11月13日は埼玉スタジアム2002でホームゲームを開催する三菱重工浦和レッズレディース

攻撃のキーマンが不在の両チーム

WEリーグ開幕後、各チームの怪我人の多さが話題になっています。三菱重工浦和レッズレディースは攻撃の起点にもなるセンターバックの長船加奈選手が開幕直前に離脱。8月の診断は左膝前十字靭帯損傷全治約8ヶ月。さらには、中盤のリズムを生み出す栗島朱里選手も欠場しています。素早いパスワークの生命線とも言えるセンターラインの2人の怪我は大きなダメージとなっています。また、怪我から復帰したものの「ラッキーガール」塩越柚歩選手は本調子に戻っていないように見えます。
日テレ・東京ヴェルディベレーザは土光真代選手の怪我が大きいです。中盤のパスワークが注目を集める日テレ・東京ヴェルディベレーザですが、そのスタートはセンターバックからの縦パス。コースを生み出すためには、受け手の動きに加えて、センターバックが前にボールを運ぶドリブルが重要です。相手の中盤の選手を前に引き出すのです。そのプレーが得意だった土光真代選手を欠き、日テレ・東京ヴェルディベレーザの攻撃は、なかなかスピードに乗ることができなくなっています。10月の診断は右膝内側半月板損傷全治約6ヶ月。しばらくは土光真代選手不在で戦わなければなりません。

プロ化によるレベルアップで立て直しのタイミングを失う

そして、やはり、プロリーグ化直後とはいえ、各チームのレベルアップが著しいことも理由の一つとして挙げられます。2020年シーズンまでのなでしこリーグならば、やりくりをしながら勝ち続けることがでました。下位のチームとの対戦で立て直しを図ることができました。でも、今は、全チームのレベルの差が少なくなり、必ず勝てる対戦相手というのは存在しないのです。常に緊迫感あふれる試合が続きます。

中央突破へのこだわりが攻撃を硬直化

2021−22Yogibo WEリーグ 第8節、日テレ・東京ヴェルディベレーザはマイナビ仙台レディースに0−1で敗れました。
「チャレンジという面で全員が前を向いてやれていた。」
と、試合後の会見で語った清水梨紗選手。日テレ・東京ヴェルディベレーザの選手はアグレッシブに戦っています。しかし、結果がついてきません。

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