2022年06月02日 11時20分　
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タグ : WEリーグ • ちふれASエルフェン埼玉 • 女子サッカー

最も印象的なＷＥ ＡＣＴＩＯＮ ＤＡＹの取り組みに贈られる２０２１−２２ ＭＯＳＴ ＩＭＰＲＥＳＳＩＶＥ ＷＥ ＡＣＴＩＯＮ ＤＡＹを受賞したのは、ちふれASエルフェン埼玉が第１１節（２０２１年１２月５日）に開催した「子どもたちの未来に夢や希望を！」でした。ちふれＡＳエルフェン埼玉は、ダイバーシティの中でも家庭環境の多様性に着目し、行政と連携しながら、難しいバックグランドを持つ児童養護施設の子どもたちと心のこもった交流を行いました。また、スポンサーを募り、選手デザインのオリジナルウェアを作成して子どもたちに渡すなど、選手が企画から実施、当日の進行まで積極的にかかわり、クラブの独自性と主体性を表現した活動となっていました。

ＷＥ ＡＣＴＩＯＮ ＤＡＹでは、各クラブの選手は「みんなが主人公になるためにプレーする」を具現化し、各クラブがお子さん、女性、障害者等に「主人公になるための舞台」を提供してきました。筆者は、いくつものＷＥ ＡＣＴＩＯＮ ＤＡＹの取り組みを現地取材しました。今回、受賞した、ちふれＡＳエルフェン埼玉の「子どもたちの未来に夢や希望を！」は、そのプログラムが素晴らしかったことはもちろんですが、最も選手たちが楽しく参加していたことが強く印象に残っています。一緒に体を動かすこと、選手の経験を伝えること、一緒に夢を語り合うこと……参加者と選手が一緒に、終始笑顔で楽しめるプログラムでした。

このような、素晴らしいプログラムが受賞したことは、今後のWEリーグの活動全体に、必ずプラスになると思います。ちふれＡＳエルフェン埼玉の皆さん、おめでとうござます。

盛り上げの声が青空に響いた、ちふれＡＳエルフェン埼玉のＷＥ ＡＣＴＩＯＮ ＤＡＹ（無料記事）

（２０２２年６月１日　石井和裕）