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11月の理事会で決まったこと。次の理事会で決めることとは?【会見全文掲載】


11月16日、Jリーグの理事会が行われた。理事会後に記者会見が行われ、Jリーグ村井満チェアマンから決議事項・報告事項が発表された。

※会見の冒頭に、Jリーグの青影宜典クラブライセンスマネージャーから、先般のグルージャ盛岡の前副社長によるクラブ資金私的流用についての制裁内容等について、説明があった。

○青影宜典クラブライセンスマネージャー
「9月にご案内した通り、地元の方で第三者による内部調査を行っておりまして、その結果が出ました。その結果を踏まえてJリーグでも制裁内容を決定しました。
今回の第三者により内部調査では組織的な関与はありませんでしたが、管理・監督責任という点からも重大な事案ということで、クラブにこのような制裁を科すこととしました。調査の結果、共犯が認められない、組織の関与もなかったということでしたが、現役の実行委員が行った極めて社会的影響の高い事案ということも考慮して、最終的に裁定委員会で諮問した上で、チェアマンの方で決定している次第です。制裁については以上です。この制裁の決定を踏まえまして、決議事項の3番目、J3ライセンスの交付判定について審議していただき、ライセンス交付となりました。

ライセンス交付の理由ですが、事件の全容が解明されて、かつクラブの方では再発防止策に取り組んでいます。新体制についても発足に向けて動き出しています。さらに財務的にも債務超過の懸念が解消されていること、最後に地元の自治体・経済界の皆さんにおかれましても、今回のような事案が発生したけれども、今後クラブを支援していくということでお話をいただいておりますので、それらをすべて踏まえたうえで、J3ライセンス交付とご判断を頂いた次第です」

○村井満Jリーグチェアマン
「Jリーグも今シーズン大詰めです。J2・J3の優勝争いは最終節までもつれこんでいます。ギリギリまで盛り上がりを維持しております。先ほど入場数の話がありましたがまだ最終確定ではありませんが、最終節・チャンピオンシップを含めれば、昨年を上回る入場者数となります。記録を更新する事になると思います。これまでのサポーターに心から感謝いたします。

また昨日、日本代表が勝ってくれてよかったです。昨日のサウジアラビア戦について結果を残してくれて、今日の理事会も大変いい雰囲気で始まりました。

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