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「選手から経営層に入るのはステップが重要(DeNA池田前社長)」「アメリカのプロスポーツ産業の強さは人材の流動性にある(中西代表理事)」【SHC発足会見】パネルディスカッションの様子<2>


11月14日、Jリーグが一般財団法人スポーツヒューマンキャピタル(SHC)設立を発表し、設立発表イベント「SHC LIVE」を開催した。
本日は、会見に続いて行われた有識者を迎えてのパネルディスカッションの様子をお届けする。
パネルディイスカッションでは、「これから求められるスポーツ経営人材について」というテーマで、Bリーグチェアマンを務める大河正明氏やプロ野球Denaベイスターズ前社長の池田純さん、また2016年度JCH教育・研修コース参加中の平野孝さんから、スポーツ経営のキーマンとなる経営人材のあり方について、様々な意見が出された。

■パネルディスカッション出席者
大河正明さん(Bリーグチェアマン)
池田純さん(横浜DeNAベイスターズ前社長)
平野孝さん(JCH教育・研修コース参加中)
大西大介さん(SHC代表理事)
中村聡さん(SHC理事)
進行:西野努さん

<1>はこちら

■現役時代からこういう場で学ぶことは非常に重要かなと思います。


西野
Q:(平野さんへ)何が一番苦労しますか。

平野
「仕事ももちろんやらなければならないので、仕事と授業をいかに両立していくのかというところは苦労しています」

西野
Q:(平野さんへ)後に続くアスリートにこういう事をやっとけばいいということはありますか。

平野
「現役時代からこういう場で学ぶことは非常に重要かなと思います。そうすることによって、この授業もスムーズに過ごせるのではないかと感じています」

中村
「平野さんをはじめ、選手OBの方、出席率、課題提出は非常に高いものがありました。なぜかというと、選手の皆さんは日常生活でトレーニングをして、ミーティングをしているので、当たり前の事としてずっとされてきたと思います。よってセミナーなど決められたものに来るという事に関しては、非常にきちんとしていらっしゃいますし、与えられた環境の中でベストを尽くすという事に関しては、もしかしたら一般のビジネスパーソンの方より高いのではないかと思います」

西野
Q:ちなみに今年はぎっしり詰まった1年でありますけれども、その厳しさ、ハードさをお伺いたいと思います。

中村
「ひと言で言うと無茶をお願いしているなと思います。グループワークの中でのプレゼンテーションでみんなで作っていかなければいけない中に、個別のセミナーでの事前管理、事後管理、そういったものを並行して行う。それプラス、各セッションごとに今日どうだったか振り返る、そして行動計画といって、自分の行動をどういう風に変えるのか、という事をとにかく考えて書きつづけさせられる、そのような自分と向き合える時間をたくさん得られるのではないかと思います」

■「(アスリートは)緊迫した場面での経験は非常に大きいし、それは経営をする上でも役に立つと思う(大河)」

西野
Q:平野さんの様に元アスリートで経営の世界にいくという人材がサッカー界では出来ていると思いますが、バスケットボール界、野球界での現状や、アスリートに期待するところはありますでしょうか。

大河
「アスリートの方は真剣勝負をやってきた方ですから、緊迫した場面での経験は非常に大きいし、それは経営をする上でも役に立つと思います。
選手、指導者、審判がプロ化したのに、経営人材だけがプロ化しないとよく言われておりますが、選手としてやった方は経営人材になっていただければいいでしょうし、例えば池田さんみたいな方が将来BリーグやJリーグのチェアマンになってもいいと思うし、プロの経営人材が流動化すること、このような事も出来ると思います」

(残り 1493文字/全文: 2958文字)

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